『キラ渋 ごみや落書きが無い町』vol.6の続きです。

10月29日のハロウィンイベントは、
お友達が手伝ってくれることになりました。
一人よりもみんなでアイデアを出した方が良いものができるし、
何より楽しいですものね。

このように活動仲間を増やしていくのは、実はとっても大切なこと。
それが自然と出来ているってすごいですね。

さて、一つ目の相談事項は、
たくさん集まった文房具をどのように分けるのか。

実際に集まったものを並べてみると、
本当に多種多様なものを寄付いただいたことに改めて気が付きます。
大きいものと小さいもの、セットになっているものと単品のもの。
すべて一つとカウントすると、ちょっと不公平かも。
ということで、子ども目線で一番豪華な色鉛筆セットは4ポイント。
その他、一袋に二つ入っているものは2ポイント、
三つ入っているものは3ポイントとしてみました。
その他は、値段に関わらず、すべて一つ1ポイント。

基本はゴミ拾いビンゴが揃った数に応じて、
参加してくれた子どもたちに文房具をプレゼントします。

おまけで、誕生日月のお友達には一つ追加でプレゼント。
付き添ってくれた大人にも一つプレゼントする予定です。

二つ目の相談事項はアンケート。
ゴミ拾い実施後のアンケートはどのように行うのか。
どんなことを聞くのか。

今回は2つの質問に絞りました。

  • どの文房具を選んだか?それを選んだ理由。
  • どんなものが景品にあったら嬉しいか。

アンケートの説明はお友達がやってくれることに。
本人はポストイットとペンを参加者に配ったり、
字が書けない子のサポートをしたりします。

そして迎えた本番当日。
小学校ではインフルエンザによる学級閉鎖が相次いているとのことで、
みんな参加してくれるのかちょっと心配していたのですが、
結果は大盛況でした。

なんと子ども約40名、大人も合わせると70名以上の方が参加してくださいました。
初めての参加者もたくさん。
文房具の回収から『街いく探検隊』の活動に興味を持って
参加してくださった方もいたようで嬉しい限りです。

今回はいつものゴミ拾いとは違って、ハロウィンゴミ拾いです。
ピカチュー、恐竜、魔女、がちゃぴん、幽霊、ロボット、などなど、
なんだかパーティー会場のようです。

最初に記念撮影をした後は、ゴミ拾いのルール説明がありました。

子どもがトングを持ち、大人は分別ゴミを入れるバッグを持ちます。
バッグの種類は渋谷区のゴミの分別に応じて、
「もえるゴミ」「もえないゴミ」「プラゴミ」「ビン・缶・ペット」の4種類。
ちょっと難しいのですが、汚れたプラスチックは、プラゴミではなく、燃えるゴミです。

次は、今日のビンゴ表の真ん中を何にするのかみんなで意見を出し合って決めます。
一番、落ちてそうなのは何か?
いろいろと迷った結果、「なぞのプラ」に決定。

そして、いよいよ本人の出番。
お友達と一緒に前に出て、今日のゴミ拾いに関する説明をします。

  • 文房具を集めた理由
  • 回収ボックスを置かせていただいたお店へのお礼
  • どうやったら文房具がもらえるかのルール説明

ビンゴを集めた数だけ文房具がもらえるときいて、
みんな張り切っています。

さて、ここからがゴミ拾いの始まりです。

今回もクイズからはじまります。
新道橋の由来は何か?
答えが気になる方は、次回のゴミ拾いに是非ご参加ください(笑)

ゴミ拾いのルートは、幡ヶ谷新道公園を出発して、
六号坂通り商店街を抜けたところで折り返し、
住宅街を抜けて、公園に戻ってくるルートです。

六号坂通り商店街は、お店の方々が掃除してくださっているので、
とてもきれいでした。
それでも、小さな紙ごみ、ようじ、輪ゴム、ガラスの破片などを
植栽の中をかき分けたり、隙間をのぞいたり、
頑張って見つけて拾っていきます。
ガラスの破片かと思ったら、氷だったなんてことも(笑)

回収ボックスを置いて下さった
「ふるや古賀音庵」と「グルメ・ナカムラ」の前を通る際には、
みんなで「ありがとうございました!」と大きな声でお礼を伝えました。

回収ボックスにはお店の方も文房具を入れてくださったそうです。
子どもの「やりたい!」に寄り添ってくださるお店が
身近にあるってありがたいです。

ご協力本当にありがとうございました!

個人的なおすすめですが、
「ふるや古賀音庵」は胡麻団子『黒胡麻和三盆』、
「グルメ・ナカムラ」は店先で販売している揚げたてカレーパンが絶品です。

商店街を抜けたら、クイズタイム。
「新水路で起きた出来事はどれ?」
「中幡小の前にあった、村人にとって大切なものはなんだったでしょう?」

この時点でまだビンゴにマークがついていないのは、
「べんとう」「はりがね」「おかね」「かみパック」「ガラスびん」です。

その後は、住宅街に入っていきます。

分からないものを拾ったときは、
近くの大人に何ゴミに分別したらいいか聞いてみます。


住宅街では、自転車の防犯ロックや運動靴など、
ゴミなのか迷うものも見つけました。

ビンゴはというと、まずは、はりがねとジュースの紙パックが見つかり、
到着時点間近で、1円玉と空き瓶が見つかりました。

残るは弁当箱ですが、残念ながら、公園に到着。
あと一個だったのに!と悔しがっていると、
公園内で弁当箱を発見!!!
すごい執念ですね(笑)

ということで、結果はなんとビンゴコンプリート。
拍手!!!

25マスのビンゴカードなので、12ビンゴです。
全員12ポイント分の文房具がもらえます。

文房具はたくさん集まったとはいえ、果たして足りるのか、喧嘩にならないか、
ちょっとドキドキしましたが、数は余るほどで、混乱もありませんでした。

この景品を選ぶのがまた楽しいんですよね。
えんぴつにしようか、消しゴムにしようか、シールしようか、、、
小さい子にはシールが人気だったようです。
大きなお兄さんは、MONOの消しゴムをたくさんもらっていました。
みんな選ぶものがそれぞれで面白いです。

文房具を選んだあとは、
参加賞のお菓子やジュースももらえます。
みんな嬉しそう。

最後は、ひと段落した人から順にアンケートに答えてもらいます。
アンケート結果は今、小学生がまとめてくれているので、
次のレポートで紹介しますね。

Happy Halloween!

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