『交流しようよ!イベントで』vol.22の続きです。

今日は、神宮前あおぞらこども園の年長さんと
宮崎県綾町の農家「園田さん」との交流4回目。

いよいよお待ちかねの人参の収穫です。

順番に大きそうな人参を選んで抜くのですが、
どれを抜こうか迷う。

ひっぱればすぐに抜けるかと思いきや、
なかなか抜けない。

周りを掘って掘って掘って。
人参をぐらぐら揺らして。
最後に上に向けてぐっと引っ張る。

「なんかぐらぐらしてる歯みたいだね」



人参は大きいものもあれば、小さいものもある。
形も太かったり、細かったり、欠けていたり、二股だったり。
いろんな形の人参があるということも
自分たちで育ててみないと分からない経験。



みんな違う形だけど、どれもおいしい人参。
自分たちで育てた人参は特においしいはず。
家に持って帰って食べてね。

今回は綾町から園田さんが育てた人参もプレゼントしたいと送ってくださいました。
育て方や気候などが違うと味にどんな違いがでるのか。
そんなことも楽しんでもらえたらと思います。

綾町農家の園田さんと北野さん、綾町役場の後藤さん、
綾町での有機農業に関するご講演から、
人参の種まきのご指導、土や人参などのご送付まで、
1年間にわたり、園での人参栽培を支えていただきありがとうございました。
皆様のおかげで、綾町を身近に感じることができました。

人参収穫後の畑はというと。
一昨年仕込んで、昨年出来上がった落ち葉堆肥をすきこみ、
次の野菜を育てる準備万端です。

昨年12月に仕込んだ落ち葉堆肥も
1週間後位は湯気が出るほど熱くなり発酵をはじめていました。
その後、さらに発酵が進んでいると思いますので、
もう少ししたら使えるかな。

今年度、綾町との交流に参加して人参を育ててくれた
年長さんはもうすぐ一年生。
既に卒園式を終え、気持ちはもう小学生。

先生の一言で、ぱっと並び、挨拶もばっちり。

人参も自分のものだけでなく、休んだお友達の分も選んであげていました。
他にも人参を持ち帰るビニール袋を配ったり、余った人参を集めたりと
みんなが自分で仕事を見つけて自ら動く姿がまぶしかったです。

年長さんのみんな、ご卒園おめでとう!

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