『SCSFTプロジェクト』vol.4の続きです。

いよいよ第1回目の靴下輪っかワークショップ開催当日です。

説明用のPPT、作品の作り方動画、アンケートなど
すべて自分で作成しただけでなく、
放課後クラブの先生にプロジェクターや備品の用意をお願いするなど、
準備に抜かりはありません。

しっかりと準備しているからこそ、
「どうにかなるでしょ」と余裕の表情。

学校に到着して最初に感じたのは、皆の人気者だということ。
放課後クラブに通う子ども達はもちろんのこと、
校長先生をはじめとする先生方、用務員さん、放課後クラブの先生方、
みんなと仲良し。

新年の挨拶から、お昼何を食べたか、旅行の話、
カクレクマノミのいる水槽の藻について、など
大人も子どもも分け隔てなくおしゃべりを楽しんでいました。
このコミュニケーション能力の高さが後輩に慕われ、
大人にかわいがられる秘訣ですね。

さて、肝心のワークショップですが、参加してくれたのは12名。

まずは、自己紹介となぜアップサイクルに関心を持ったのか
の説明から入りました。
その後は、靴下輪っかができる過程を動画で紹介し、
いよいよ作品制作に。
みんな小学生のお姉さんが先生ということで、興味津々。

作り方は、「ひもを通して、ぱくっとする」の繰り返しなのですが、
これがなかなか難しい。
最初は手こずっていた子も、
こつをつかむと集中して手を動かしていました。
コースターを完成させた後は、
もっといろいろ作りたいというリクエストに応え、
ボールやさくらんぼなどにも挑戦しました。


本人は「先生!」と呼ばれることに照れている様子。
みんなが一斉に話しかけるので「聖徳太子になったみたいだった」
「楽しかった」との感想の通り、
子どもたちに囲まれて、笑顔絵で作り方を教えていました。


子どもたちもみんな楽しんでくれたようで、
「楽しかった」「もっとやりたい」
「次はいつ?」との質問が出るほど。

ワークショップ後に片付けをしながら、「またやりたい!」
「次は違うところでもできそう」と話していたところ、
放課後クラブからも「次は近くの○○放課後クラブで実施してみる?」
「作り方分かったから僕もサポートに入るよ」
と嬉しい申し出をいただきました。

材料ももう1回分あるので、
年度内に再度ワークショップ開催できそうです。

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