「渋谷区くみんの広場ふるさと渋谷フェスティバル」をご存知ですか?
今年で45年目になる区民のためのお祭りです。

この「渋谷区くみんの広場ふるさと渋谷フェスティバル(以下、渋谷フェスティバル)」を
10年かけてより良いものにしていくにはどうしたらいいのか?
SKAP経験者の中から一緒に考えてくれる仲間を募集しました。

なぜSKAPとして「渋谷フェスティバル」に関わるようになったのかというと、
シブヤテレビジョンさんからお声がけいただいたのがきっかけです。

コロナ禍でイベントが中止になっていた昨今、
「渋谷フェスティバル」も例外に漏れず、中止やオンラインでの開催が続いていました。
今年は11/5(土)と11/6(日)に3年ぶりに代々木公園にてリアルで開催されます。
その運営の一部を担当しているのがシブヤテレビジョン。

久しぶりに開催するとなると、毎年例年通りでやっていた内容も、
どうやってたんだっけ?
本当にこれでいいの?
こうした方がもっと良くなるんじゃい?
そもそも何でこれやってたんだっけ?
といろんな疑問が生じてきます。

小学校行事がコロナ禍をきっかけに見直されたのと同じですね。

また、今年は渋谷区90周年記念。
10年後には100周年という大きなお祝いの年を迎えます。

ということで、久しぶりにリアル開催される
今年の渋谷フェスティバルをきっかけに、
将来を担っていく子ども達と共に、
より区民が楽しめるお祭りへと少しずつアップデートしていくことを
目指していければと。

そして、ありがたいことにやる気にあふれた子どもたちが集まる
SKAPに声がかかったのです。

今年は取り組み初年度ということで、
まずは区民の声を広く拾うことに専念することにしました。
そのために、イベント当日にはブースを出します。
ブースの内容もざっくり考えたところで、
ワークショップを開催して子どもたちの意見を聞いてみることに。

渋谷フェスティバルのアンケートプロジェクトワークショップに
集まってくれたのは4名の女の子たち。

まずは、「渋谷フェスティバル」を知っているか聞いてみました。
45年続く歴史あるお祭りではありますが、
コロナ禍で3年間リアル開催できていなかったので、
子ども達が3年前に遊びに行っていたとしても、当時はまだ2年生か3年生。
知っているのか?覚えているのか?

「お兄ちゃんが金管パレードしていた」
「確かお店があって、バザーやっていた」
「スポーツ少年団として行進したことがある」

みんなで思い出し、少し内容を説明した後は、早速本題に入ります。

10年かけて「渋谷フェスティバル」をより良いものしていきたい。
今年は、1年目なので、区民の意見を広く集める調査の年とする。
当日はブースを一つ子どもエリアに出展する。
そこで、簡単に楽しく多くの人の意見を集めるにはどうしたらいいか。

「思っていることを知る必要があるから、
 来てくれた人にインタビューやアンケートをする」

今回は、下記の4つの実施を考えています。
A.お気に入りブースはどれ? 
  会場マップを見て、気に入ったブースにシールを貼る
B.くみんの広場に一言
  ポストイットに自由に意見を書く
C.あなたはどっち?
  YES/NOで答えられる質問にシールを貼って解答する
D.出展者の声
  出展者向けのアンケートを実施

では、それぞれ具体的にどんなことをすればいいのか。
みんなの意見を聞いていきます。
最初はズームの手を挙げる機能を使っているのですが、
途中からはもどかしくなり、好きに発言してもいました。

A.お気に入りブースはどれ? 

「一人1っ票ではなくて、全部に貼りたい人もいるから、
 好きなだけ貼っていいことにしたらどうかな」
「一人3票くらいにして、1か所に入れてもいいことにする」
「シールは、小学生以下、中高生、大人の3パターン用意する」
「大人を60歳以下と以上で分けた方がいいかも」
「子連れの大人は子ども中心に投票するから、
子連れかどうかで分けた方かいい?」
「小さい子用のシールはただの丸よりも、かわいいものがいいかも」

B.くみんの広場に一言

「大人はポストイットでいいけど、まだ字を書けない子どものために、
 大きな模造紙を貼って絵を描いてもらうと楽しいかも」
「くみんの広場に一言だと、自由過ぎて何を書いていいか分からないから、
 質問を書いた方がいいと思う」
「例えば、広場の改善点は?とか。渋谷区のイメージも聞いてみたい」
「今まで印象に残っと入るブースは?っていう質問はどうかな?」

C.あなたはどっち?

「真面目な質問だけだと飽きちゃうから、変な質問も入れると楽しそう」
「例えば、月に行ったことはありますか?とか、
バナナはどんな食べ物か知っていますか?とか」
「来年も期待かどうか満足度も聞いてみたい」
「ゴミ箱は足りていましたか?はどうかな」
「クイズも入れると楽しいかも。
 例えば、渋谷区のマスコットはアイリッスンかハチ公か。
 神南小は神南町にあるか。とか」
「質問数は20個くらい?」
「変なのと真面目なのとクイズとごちゃまぜにした方がいい」

D.出展者の声

「アンケートだと忙しくて書いてもらえないかもしれないから、
 インタビューにしてこっちで書いた方がいいと思う」
「普段の職業とかも聞いてみたい」
「インタビューは自分たちでやる!」

ここで紹介しているのはほんの一部だけです。
次から次へとものすごい勢いでアイデアがあふれ出てきて大盛り上がり。
子どもたちの前のめりなパワーとアイデア力には脱帽です。

アイデアだけでなく、
「道でインタビューするのに警察の許可をとった方がいいのではないか」
「参加賞をお菓子にする場合は
 誤飲やアレルギーも考慮に入れた方がいいのではないか」
と運営にまで気を使ってくれた頼もしい子どもたちです。

最後に今後このイベントにどのように関わっていきたいか聞いたところ、
「もっと運営や企画に携わりたい」
「当日のブース運営もしたい」
「インタビューもみんなでやる」
「今日のワークショップもっとやりたかった」
とやる気満。

急遽その場で、1週間後にワークショップ第2弾を実施するが決定しました。

みんなのアイデアは11/5(土)と11/6(日)に3年ぶりに
代々木公園にてリアルで開催される「渋谷フェスティバル」の
ブースの内容にしっかりと反映していく予定です。

「第45回渋谷区くみんの広場ふるさと渋谷フェスティバル」
の詳しい情報は、下記のホームページをご確認ください。
https://www.shibuya-fes.online/

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