SKAPは地域の皆様のご協力のもと開催し、実現に向けて活動しています。
商店街の皆様、企業の皆様、区役所の皆様、ご協力ありがとうございます。
ご協力いただいています大人の皆様からも
「実現できるよ!」「一緒にがんばろう!」など
様々なお声をいただきましたので、
発表会でのご発言、インタビューイーからのコメント、
メンターの皆様からの感想などをご紹介します。
発表会でのご講評
渋谷区 長谷部区長
みんなりありがとう。ステキな発表でした。渋谷区で色々考えていることを、どうやったら一緒にできるか考えながら発表をきいていました。みんながこうしたいと頭の中でイメージできているものは形になります。でもここで辞めてしまったら形にならないので、作戦立ててやって欲しい。最初に描いていたものではなくなる可能性もあるが、それはそれでいい。変化しながらいいものになっていく。ゴールには本気でがんばればたどり着けます。
公園通り商店街 川原理事長
公園通り商店街はゴミに対して色んな取り組みをしてきました。ゴミ箱を設置したら、ゴミ箱からあふれるほどのたくさんのゴミが集まり、反対にゴミ箱をなくしたら、ゴミが減りました。今は、1日に2回清掃しています。本来はそれぞれが自分のお店の前をきれいにすればいい。それをやってもらうためには、何かおまけをつけるなどの仕組みが必要。一緒に考えよう!まずは公園通りから、そして渋谷の街全体をキレイにしていきたいと思っています。
子育てネウボラ 鈴木施設長
子育ての未来を考えながら、日々子どもたちと子育てするお父さんお母さんを見守りながら仕事をしています。今日みんなの発表をきいて子育ての未来の明るさと力強さを感じることができました。ネウボラは妊娠期のお腹の中から18歳までの子どもたちを街みんなで見守っていく場所を目指しています。みんなにアイデアを持ってきてもらって、一緒に発信する場所になれるといいなと思っています。 みんなの力がすごく大切で施設にとって大きな力になると感じています。
東急不動産 小澤統括部長
みんなが一生懸命考えてくれた初心者でもできるスケボーパークは実際に作る予定なので、みんなにも協力してもらいたいです。パークの場所だけ作っても、「夜うるさい」などの解決にはならない。みんなの協力が必要。「街中のモノを壊さないためには、ここでやらない方がいいよね」と思ってもらえるようにしたい。みんなのパワーはそこにいきる!
「ゴミ」と「サステナブル」をつなげて提案してくれたのが新鮮。いらないものでも少し手を加えてアップデートすることで、使いたいものになる。「ニューメーク」に一緒に行ってアイデアをもらいたいです。
センター街/渋谷新聞 鈴木様
センター街にもゴミ箱を設置して欲しいです。場所は提供できるので、実現しましょう。
東急 河合様
土日に働く保護者も多いので、「こどもさびしくないぞ計画」という土日に子どもが集まって遊ぶのはニーズがあると思います。どうやったら土日に子どもたちが集まってくれるのか考えましょう。
TOA 高山様
困ったことを見つけて、それに対して、自分が何をするのかを話してくれたのがとても印象に残りました。大人は、街で困ったことがある時に、「私には関係ない」「誰かが何とかしてくれるだろう」とついつい考えがち。なので、自分がどう働きかけるのかという視点を与えてもらってとても勉強になりました。
メンターの皆様
メンターの皆様は子どもたちに寄り添い、
活動をサポートしてくださる
子どもたちに大人気のお兄さんお姉さんです。
今年は東急不動産から藤井様と宇賀神様、
渋谷区子ども青少年課から木下様、楠元様、遠藤様が
ご参加くださいました。
メンターとしてご参加いただいたことによる、
学びや気づきについて伺ってみました。
- 大小にかかわらず身近なヒヤリハットを子どもたちはすぐに発見してお互いに共有する姿をみて、こういった気づきを大人になっても普段から意識することの大切さを教わりました。単に発見して終わりではなく、そのことが自分や周りにどんな影響を与えるのか、どうしたらプラスの効果を得られるのかなど率先して考えアイデアを出す子どもたちの探求心に感心しました。
- 誰かがやってくれるだろうという考えをする子が1人もおらず、そんな子どもたちに真剣に質問されるとこちらも自然と真剣に答えていました。子どもと大人の関係ではなく対等な人と人の関係で過ごしていたなと気づきました。人の真剣な思いや行動には自然と周りも影響を受けるのだと実感しました。とても貴重な機会に携わることができて本当に良かったです。
- 1日ですが参加させていただいて、参加した子どもたちは恵まれていると思いました。自分自身の学校生活を振り返ると、リサーチし発表するといった機会は多くなかったです。大学受験をするまでは机上での学習に多く時間を割くものの、大学以降は調べて考え、それを人に伝えることを求められ大変苦しんだ記憶があります。SKAPでは、そういった国語算数理科社会といった勉強ではない、社会で使える実践的な体験が出来ると感じました。幼いうちから学校の勉強と並行して、足で稼ぎ主体的に学習出来る環境と経験を羨ましく思います。
- 子どもたちの友人との時間だけでなくインタビューや資料作成なども含めすべての時間を楽しそうに過ごす様子をみて、楽しむことの大切さについて改めて考えるきっかけをもらいました。渋谷の課題を自分自身の目で見たり様々な人から話を聞く中で考え、解決策を実現可能なレベルまでブラッシュアップしていくことは大人でも簡単ではないと思います。そういった難しい場面の中でも子どもたちの根本には楽しいという感情があったように思いました。自分自身が楽しんでいるからこそ、渋谷区に住む人や利用する人の立場になった時の「楽しい」を考えることができ、あのような素敵なアイデアが次々と浮かんでくるのだと思いました。子ども達にはこれからも何か課題に取り組むときには楽しむ心を忘れずにいてほしいです。
インタビューイーの皆様
- 非常によい刺激を頂きました。参加された小学生に負けぬよう、努めていこうと改めて思いました!!
- 皆さんの率直な疑問や意見はデザイナーにとっては大事な発想の種です。こういう形でコミュニケーションを取れることがとても大事。発想から形にしていくスピード感も重要だなと改めて感じました。楽しい時間でした。
- 子供達のストレートな意見をどうまちづくりに活かしていけるかが大人たちの宿題ですね。
- 子供達にはただただ驚かされるばかりです。