植野です。

『落書きデパート』のその後について紹介します。

地域課題である落書き。
あえて落書きしてよいアートスペースを作ることで、
その場所以外の違法な落書きを減らそうという提案。

区長への提案後、早速町会に相談。
落書きの現状を知るために、落書き消しをしたいと申し出ました。
すると、町会としての落書き消しが1か月後にあるとのこと。

「1か月後は随分先だなぁー」とのことで、
まずは、町会の方が週末に落書き消し体験をさせてくれることに。

なぜ落書きをするのか?
落書きする人の心理を考えながら消してみました。

そして、いよいよ町会の落書き消し。
「想像以上に人が集まり、
一緒に消してくれる人が多くなって心強いです」とのこと。
みんなで協力して街をきれいにします。

たばこの吸い殻もこんなにたくさん拾いました。
これで、ぴかぴか!

少し怖いイメージがあった廃墟マンションも
安全なイメージになり、安心して通れるようになりました。

と思ったのもつかの間。
またしても、落書きされてしまいました…
また、怖いイメージに…

「落書きがあると、落書きのような悪いことをする人が潜んでそうで、怖い!」

町会の方々も「あいつらはけしからん奴らだ!」とご立腹。
書かれては消して、また書かれて… まさにいたちごっこです。
なんだか、書いてもらうために消しているのかなぁー
とすら思えてきて悲しくなりますね。

『落書きデパート』の提案者は、
「落書きするならどこか落書きして良いところで書いて欲しいです!」
と強く訴えています。

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