『らくがきデパート』vol.7の続きです。

6月、ビカバはモノづくりと並行して、
販売方法について考えていく段階に入りました。

まずは、この資料をたたき台として、みんなで話し合います。

販売方法は、
ルートートさんのネットショップと実店舗がベストか?
渋谷自由革命としての独自のネットショップサイトを作るのは?
ゴミ拾いイベントなどで、直接販売するのは?

価格はどうする?
なるべく安く原価で提供する?
渋谷自由革命の活動費も少し上乗せする?
寄付分をいくらくらいにする?

寄付先はどうする?
渋谷区に寄付して、使用用途の希望を伝える?
いつも落書き消しでお世話になっているClean & Artさんや
ゴミ拾いでお世話になっておりファイヤー通り町会(仮)など、
寄付先を決めておく?


モノづくりに関しては、
実際にモノを見て使って確かめないと分からないことも多いので、
久しぶりに面着での打ち合わせも実施しました。
やはり画面越しではなく、みんなでモノを手に取って話すと、議論も進みますね。

持ち手の長さ等の仕様は、使ってもらいたい人にも再度ヒアリングして、
分かりやすくcmで数字にてお願いすることに。

また、デザインの色はイメージとなるべく誤差がでないように、
きちんと色見本で色を指定することになりました。

使ってもらう人は、下記の候補先があがってきました。
・グリーンバード
・グリーンバード代官山
・ファイヤー通り町会(仮)
・全国のヒーロー
・渋谷法人会青年部会
・CATs
・渋谷区

それぞれ個別に活動を紹介しながら、
ご協力いただけそうか可能性をさぐっていきます。

そして、8月上旬、ビカバづくりはいよいよ佳境に。

仕様については、
イラストの印刷方法や印刷位置、ひもの長さ、
ステッカーや缶バッジなどのイラストの色合いが確定。
サンプルも確認しました。

販売価格は、
当初クラウドファンディングや寄付という話も出ましたが、
最終的には、できるだけ安く提供することを優先して
価格付けすることに。

販売経路は、
・本人からの直接販売
・ルートートの店舗
・ルートートのサイト
・たのめーるのサイト
が候補にあがりました。

8月下旬、発注前の最終打ち合わせ。

まずは、販売価格から決めていきます。

今回制作するものは、
ビカバ、ビカバ用のステッカー、サコッシュ、ミニトート、缶バッジの5種類。
それぞれの見積もりを見ながら、価格と売り方を決めていきます。

個別に売るのか、セット販売するのか?
セット販売は個別販売よりもいくら安くする?
ビカバとステッカー、サコッシュと缶バッジはセットでいいかな?
ビカバだけ欲しい人はどれくらいいるかな?

最終的な価格付けは、このようになりました。

①ガービッジ(ステッカー付)
 →2500円(税別) 
②ガービッジ(ステッカー付)+ミニトート
 →3000円(税別)
③ガービッジ(ステッカー付)+サコッシュ(缶バッジ付)+ミニトート
 →4680円 (税別)
注)価格については変更する可能性がありますので、ご了承ください。

販売ルートについては、
本人からの手渡しと、
ルートートさんにオンラインにて販売してもらう
2パターンを中心とします。

オンラインショップはLOHACOがいいのか?楽天がいいのか?
SAOちゃんの活動が際立つ販売サイトの選択はプロにお任せすることに。

また、今後、ゴミ拾いイベントでの直販会や
ルートートさん店舗でのイベント販売なども
企画していければとの話もあがりました。

商品は本人の期待通りに仕上がっていたようです。

ガービッジの持ち手やゴミ袋をひっかける留め具などの
微修正もしていただいています。
ちょっとした違いで使い勝手がこんなにも変わるのですね。

サコッシュやミニトートの手描きイラストの印刷もばっちり。
サコッシュのポケットはスマホがすっぽり収まります。

さっそく記念撮影してみました。
ファイヤー通りバーチャル町会の上田さんも
のりのりで身についてくださっています。
大人が持ってもかわいい。

現在、サイトに掲載する活動紹介文や、
各商品に込めた想いなどを自ら作文しています。

10月中旬にはサイトが完成し、
オンラインで販売できることを目指しています。
サイトが完成した際には、
ビカバ購入による応援もよろしくお願いします!

↑写真はルートートの橋本様と。

彼女は普段から落書きやポイ捨てなどに関心をもって生活しています。
だからこそ、気づくこともたくさん。

喫煙者がタバコの吸い殻を拾ってみたというYoutubeを見て
当事者が自分事としてとらえること大切さに気付いたり、

似たような落書きがたくさんあることに気づき、
同じ落書きを探すイベントを開催することで、
今まで目に留まらなかった落書きに
目を向けるように仕向けることを考えてみたり、

自動販売機よりも水を補給するサーバーを多く設置することで、
ペットボトルのポイ捨てを減らすだけではなく、
スマホと同じ感覚でマイボトルを持ち歩くようになるのではと
ひらめいたり、、、

このビカバを使ってもらうことを通して、
普段から美化活動について考えながら生活する仲間を
増やせればと思っていますので、
是非、みなさんもビカバを身に着けてください。

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