『交流しようよ!イベントで』vol.16の続きです。

今年も表参道の欅の落ち葉堆肥を活用して、
神宮前あおぞらこども園で植物を育てることに。

まずは、メインのさつまいも。
堆肥を作っているコンポストのすぐ隣がさつまいも畑です。

宮崎県のさつまいも農家の川越さんが
貴重な苗をたくさん送ってくださいました。
毎年、元気な苗をありがとうございます!


「さつまいもって土の中にできるんだよ」
「宮崎県ってあたたかいところでしょ。高知県の方だっけ?」
「さつまいも大好き!」

テンション高めな子どもたちも、作業中は真剣そのもの。
苗は優しく持って、斜めに3節目まで土の中にいれて、とんとんして。。。
おいしいお芋がたくさんできますように。
水やりは年長さんががんばってくれるそうです。



こども園の園庭とお隣の塀との隙間も雑草抜いて、耕しました。
昨年はさつまいもを植えたのですが、
ここは日当たりがあまりよくないのか、土が固いからか、
葉っぱばかりが生い茂って、肝心のお芋はちょっぴりだけでした。

なので、今年は日が当たる一部だけを畑にし、
ブロッコリーとショウガを植えてみました。
どんな植物が適しているのかまだまだ実験中です。

その他の野菜作りに適さない場所には、
朝顔、オシロイバナ、菜の花、の種を撒いています。
これは観賞用ではなく、遊び用!
子どもたちが自由に花を摘んだり、分解したり、押し花したり、色水つくったり、
と遊んでもらいたいなぁーとの思いを込めて。


これだけではありません。
せっかく作った落ち葉堆肥を余らせてはもったいない!
こども園とキャットストリートの花壇以外でも何かできないか。

とのことで、新たにビルの屋上で畑をはじめました。
落ち葉堆肥を混ぜた土で野菜やハーブを育てています。




『落ち葉拾い大会』からはじまったこのプロジェクトも
もうすぐ5年目に入ります。
少しずつですが確実に育っていますね。
表参道の欅の落ち葉が堆肥となり、
堆肥が植物を育て、
植物から種をとるまでになろうとしています。

また、本来の目的であった『地域の大人と子どもの交流』も、
プロジェクトリーダーの子どもを支えてくださっている
CATs Urban Compost Club(Farming)の大人が中心となり、
小学生、園児、はーとぴあ原宿利用者さんとの落ち葉拾い、
園児とのさつまいも栽培、
商店会や町会とのキャットストリート花壇のお世話など、
多くの方との交流に結び付いています。
さらには、屋上の畑でとれた野菜やハーブを中心として、
新たに地域飲食店などともつながりそうです。

表参道・原宿・神宮前地域内で
それぞれができることを、無理なく、楽しく!

応援よろしくお願いします!

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