『交流しようよ!イベントで』vol.18の続きです。

今年も堆肥を仕込む季節になりました。

年長さんは堆肥が出来上がるころには卒園してしまうため、
ここからは年中さんと一緒に活動していきます。
みんな興味津々で真剣に話を聞いて、
堆肥の仕込みと、冬野菜の種まきをしてくれましたのでレポートします。


本来は堆肥の元となる表参道の欅の落ち葉を拾うところから、
子どもたちと一緒にやりたかったのですが、
コロナ禍ということで、今年も落ち葉拾い大会は断念。
代わりに表参道のKAWAIビルにて集めた落ち葉を
卒園児のお母さんに譲っていただきました。

7つの大きな袋に落ち葉を詰めて運ぶと、
コンポストも葉っぱでいっぱいに。

ここに今年も小池精米店からいただいた
できたてほやほやの米ぬかと水を入れて発酵させていきます。

米ぬかは、触ってみるとふわふわでいい気持ち。
香りは、お砂糖みたい?小麦粉のにおい?パン?
説明を聞いて、白いお米の外側の部分なのねと納得した様子。

堆肥の材料を確認したところで、早速作業に入ります。
両手で米ぬかを出来るだけたくさんすくって、
落ち葉にかけもらいます。
豪快に米ぬかを撒く子もいれば、慎重にそっと落ち葉の上に置く子も。
性格が出て面白いですね。

米ぬか2袋を入れて、水をかけて、かき混ぜると。。。
あっという間に堆肥のできあがり!とはならず、
ここから半年くらいかけて発酵させて堆肥にしていきます。

約1週間後には、中の温度が上がって湯気が出てくる予定です。
お風呂くらいに温かくなったら、触ってみてね。

さて、堆肥の作業をしている横で、種まきもしました。
ここの畑の土には昨年作った堆肥が混ぜてあります。
今回育てるのは、スナップエンドウと蕪と水菜の3種類。
小さな種を穴に入れて、そっと土がかぶせてとんとんとん。
だいぶ寒くなってきたので、発芽するかちょっと心配なところ。

種を撒いていたら、何かの幼虫を発見して大興奮。
そっと抱き上げて、みんなで順番に優しく触り、
最後は元気に育つように土のお家に戻してあげていました。
今年の年中さんは生き物が好きな優しい子が多いんですって。

年中のみなさん、ここから1年間よろしくお願いします!

子どもたちとの活動はやはり楽しいですね。
CATs Urban Farmingの大人もほっこり笑顔になります。

実は今回お手伝いしてくださった大人の中には、
ミシュランの星つきレストランのシェフもいらっしゃったんです。

園に来てくださる大人は、子どもが大好き!食べるのも大好き!
ということで、食育に関心がある方がほとんど。
いろいろと楽しいアイデアがでていますので、今後の活動もお楽しみに!

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