毎年恒例になりつつある(?)Social Kids Action Project。
今回は3年目を迎え、4回目の開催になります。
例年は女の子ばかりなのですが、今年は男の子が多く
ワイワイと賑やかなワークショップになりそうです。
一番はじめのワーク「原宿を使うのはどんな人?」「どんな街だと嬉しい?」では、
自分の経験に基づくアイデアが多く出たように思います。
- 赤ちゃん
→ 泣いても怒られない - 子供
→ 沢山の公園、児童館 - DK(男子高校生)
→ ストリートスポーツ、ゲームセンター - 外国人
→ 天井の高い店、外国語の看板、SNS映えする/自慢できる名所 - ランニングしている人
→ 人混みをなくすための交通整理、歩きスマホ禁止 - 高齢者
→ ついていてくれる人がいる、人混みが少ない、ベンチなどの休憩スポット - 人間
→ 地球温暖化を止める、森/林/木を増やす、誰でも友達になれる - ホームレス
→ 利子削減、無料イベント、タダで住める家
未来的なアイデアとしては、バーチャル花火、あえて現金払いできるなどがあがりました。
その後は、
- 東急不動産の小澤さん
- NTT都市開発の杉木さん
- NPO法人グリーンバードの福田さん
にご登壇いただき、
各企業や団体の取り組みをご紹介いただいた後、
原宿の街の特徴や問題点についてのパネルディスカッション。
ここでは大人が質問攻めになるほど、たくさんの質問が矢継ぎ早に飛んできて、
子供たちのパワーに圧倒されていました。
お話を聞いてすぐ、街にお散歩にでかけ、
いま議論した内容が本当かどうか確かめて証拠写真をとってきました。
お散歩では、あまりのゴミの多さにいたたまれなくなり、
ゴミ拾いまでしてきたチームもありました。
- なぜ、ゴミは隠れた場所や隙間に多いのか。
ゴミ箱はどこにあるのか。 - 落書きはかっこいいものもあるけれどダメなのか。
なぜどれも似ているのか。 - 渋谷区では喫煙所以外は罰金の対象なのに、
喫煙所の外に吸い殻たくさんあるのはなぜか。 - なぜ歩道にがたつきがあるのか。
危なくないのか。
証拠写真を見ながらもう一度意見を出し合ってみます。
午後は明日からのインタビューに備えて、質問を考えたり、練習をしたり。
答えやすいのはどんな質問?
話を深掘るってどうすればいいのだろう?
メンターの大人をお店の人に見立てて、インタビューの練習をしたところ、
みなさん面白おかしく答えて下さるので、どのチームも盛り上がっていました。
2日目は「原宿に住む人はどんな街にしたい?」をテーマにインタビューに出かけます。
<おまけ>
ワークショップ会場のSubaCOに
タピオカドリンクの容器を捨てに来た人がいました。
ちょうどタピオカドリンクのゴミの話をした後だったこともあり、
目ざとくそれを見つけた男の子が「なんか嬉しい」とわざわざ言いに来てくれました。
ちゃんとゴミ箱を見つけて分別しているのを見るのは気持ちがいいですね。
ちょっとほっこりしたエピソードです。