原宿に代々住んでいる方を中心にインタビューし、
原宿に住む人はどんな街にしたいのか考えました。
インタビューに伺ったのは、全部で8か所。
「毎年難しい質問でドギマギするんだよねー」と言いながら
子どもたちを待ち受けて下さった皆様、
今年も丁寧に子供たちからの質問に答えていただきありがとうございました。
- 原宿表参道欅会
- 穏田商店会「昌」
- 神宮前六郵便局
- Family Mart
- 小池精米店
- 原崎歯科
- ALES
- 東京メトロ
・街に来る人に楽しんでもらえるイベントをたくさん企画している。
特にウィメンズランは、通常はスポーツを禁止している
明治神宮の中を走れる貴重な機会。
・原宿は日本と世界が交流して出会う街
・原宿を漢字一文字で表すと「緑」。木々があふれる街にしたい。
・住んでいる人や働いている人と街を綺麗にしている。
しかし、喫煙所に吸い殻があふれ
消防車が駆け付ける騒ぎになるなどの問題が発生している。
・街はどんどん変わる。車が自動運転や空飛ぶ車になった際、
どのような道が必要になるのか。
明治神宮へいく参道である表参道の役割はどのように変化するのか。
・20年前から営業している魚を中心とした居酒屋。
昔は魚屋だった。サラリーマンがお昼に来ることが多い。
・商店会としては、街の人と防災の時に街を守る取り組みをしている。
・バブルでマンションに住んでいる人が減り、企業が増えた。
そのため、子どもが減ったのが残念。
・オリンピックで街が栄え、世界中に注目されるようになったのは良いこと。
・原宿を綺麗で気持ちの良い街、住みやすくて綺麗で安全な街にしたい。
・いつも遠くまで買い物に出ている。近くにスーパーマーケットが欲しい。
・近くのお店の郵便物を送る人や住んでいるお年寄りの利用が多い。
・原宿を一言で表すと「日本一の情報発信の街」
原宿は流行の最先端。
・吉野家や松屋などのおしゃれすぎないお店が近くに欲しい。
・穏田商店会は文教地区なので、パチンコなどがなく、子どもにとっては過ごしやすい。
・商店会は年配の人が多いので、
消防訓練などの力仕事が必要な時には、特に参加するようにしている。
・住民から聞く困りごととしては、夜騒いでいてうるさいことや、
道が細い上に人が多くて車を出すことができないことなどがきかれる。
また、道がバリアフリー化されていないもの問題。
・7時から23時の営業。24時間営業していないのは渋谷では珍しい。
・半分が常連客で、半分が外国人。
・外国人に対しては免税対応している。
5000円以上で免税になるので、たばこが売れる。
・若者だけでなく、高齢者も含めたみんなが住める街にしたい。
・アルバイトなどの人手不足が悩み。
・レストランに配達している他、インターネットでも注文をとっている。
外国人のお客様も多い。
・農家さんの想いや自然環境を考えてお米を選んで欲しい。
・原宿を漢字一文字で表すと「複」。
複雑で複数のものが存在する他、いろんなものが重なり合っているという良い面もある。
・「穏田」という地名にあるように、昔あった田んぼを復活させたい。
・美容師のお客様が多い。
・中国人のお客様も多いが、日本語を話せる人と一緒に来たり、
片言の英語で通じるので、あまり困らない。
・ゴミ出しに困っている。毎日ゴミがだせるようにして欲しい。
・原宿を漢字一文字で表すと「混」。
古いことと新しいことが混ざっている。
・20代の客様が多く、芸能人も多く通う。
・撮影などに備え、全部で3000種類の商品を揃えている。売れ筋はピンク。
・穏田はお店と住居が混在しているエリア。
・タピオカの容器に吸い殻が入っているゴミが目立つ。
ペットボトルのゴミ箱にはタピオカの容器は入らない。
テロ問題もあってゴミ箱は増やしにくいので、ゴミは持ち帰って欲しい。
今はお店と町会が協力してゴミを片付けている。
・街路灯には防犯カメラがついている他、
ビルで防火防災については、よく話し合っている。
皆で協力する仕組みが大切。
・言葉の面で外国人への対応に苦労あり。
・外国人にも日本にも分かりやすい駅にしたい。
・忘れ物が見つかった時など「ありがとう」と言われるのが嬉しい。
・1か月の内、8日は駅に宿泊。
朝8時から勤務だと、次の日の朝8時に帰る。15時間40分/24時間が勤務時間。
・原宿の自然と歴史を残して守りたい。
・原宿を漢字一文字で表すと「楽」。
楽しいところがたくさんある街。
子どもから高齢者まで楽しい気持ちになって欲しい。
全てのインタビュー先で話題にあがったのはゴミ問題。
その中でもタピオカとたばこの吸い殻に関しては、
皆さん共通の困りごととしてあがっていました。
2番目に多かったのは、外国人へ言語対応での苦労でした。
インタビューの後は、みんなで聞いてきたことをシェアし、
アイデアシートにまとめて発表しました。
子どもたちのアイデアもゴミ問題に関するものがほとんどでした。
その他は、外国語、緑、道、喫煙への対応策も上がっていました。
2日目は「原宿を訪れる人はどんな街にしたい?」をテーマにインタビューに出かけます。