植野です。
この2日間は街にインタビューに行きました。
まずは、どのお店を誰が担当するのか決め、それぞれのお店や会社にあった質問を考えます。
そして、いよいろインタビューに出発!
なんだか不安げな表情。はじめてのインタビューにドキドキです。
2日目は『原宿に暮らす人はどんな街にしたい?』というテーマで、東京メトロ、郵便局、原宿警察署、消防団、神宮前小学校、神宮前あおぞらこども園、隠田商店会(小池精米店、レストラン昌、ウィッグのALES)などでインタビューしました。
3日目は『原宿に訪れる人はどんな街にしたい?』に注目し、セコム、表参道ヒルズ、東急プラザのスターバックス、QUESTのトルぺ、観光案内所に伺った他、ラフォーレ原宿のGR8、BEAMS、6%ドキドキなどのブティックにもお邪魔させていただきました。
皆様、子ども達が到着するのを心待ちにしてくださっていて、部屋を冷やしていてくださったり、飲み物を用意していてくださったり、、、ありがたいです。
子ども達は積極的にインタビューしていて、どこへ行っても質問が途切れることはなく、時間で切り上げるのが惜しい感じ。
一方で、2日目はインタビューの目的を忘れがちで、街についての質問も、いつの間にか全く関係ない自分たちの興味関心ばかりになっていたり、メモを取るのが難しかったりと、最後の方は疲れてぐだぐだになったり、、、インタビューをすること自体からの学びも多かったようです。
それが3日目になると、挨拶も話を聞く姿勢も良くなり、最後は子供達自ら突撃インタビューをさせて欲しいと申し出るほどに。そして何よりも質問の質が格段に上がり、脱線することもなくなりました。それぞれのお店に合わせた質問や、質問の答えを深堀る質問もしっかりできていました。
この短時間での子どもの成長のはやさに驚かされます。
インタビューを通して発見した主な課題は、
- もっと自然を増やしたい。
- 食料など日常の買い物をする場所が近くにない。
- レストランがどこも女の子向けで、値段が高い。夜遅くまで営業していない。
- 高齢者が住みにくい。お年寄りの交流の場が少ない。
- ゴミ、たばこ、落書きが増えた。
- 外国人が増えた。もっと外国人を手助けできる街にしたい。
それらに対する子供たちのアイデアは、
- 落書きできる場所を作ることで、そこ以外は落書きしてはいけないことを知らせる。
- 欅などの木を増やし、落ち葉拾いなどを地域との交流のイベントとする。
- 高齢者向けの習い事を提供する、高齢者が遊べる施設を作る。
- 歩行者天国を取り戻す。
- 安くておいしいレストランが集まったビルを作る。
- 高齢者や外国人にも対応したスーパーを駅の近くに作る。
- 花が咲き、川が流れる、四季を感じられる屋上庭園を増やす。
- カラフルな洋服を身に着ける街にすることで、元気がでるカラフルな街にする。
- どんな言語にも対応できる、心を伝える通訳ロボットを作る。
- 観光客が休憩したり雨宿りしたりできるスペースを作る。
- たばこを吸う場所も、吸う人も臭くならない、たばこボックスを作る。
これらのアイデアの卵が、どのような最終提案に育つのか楽しみです(*^o^*)
子供達のアイデア発表は、ポストイットを片手に聞きます。これには、お友達の良かったころを記入。真似すべきお手本を見つけられることに加え、ポストイットの一言一言が自信につながればよいなぁーと思っています。
*インタビューの詳細は、別レポートにて紹介いたしますので、お楽しみに!