こんにちは。植野です。

最終日の本日は、渋谷区長に向けた発表の日!
セコム本社のホールでの一日となりました。

まず始めは、資料作成!
昨日、作った下書きを基に、模造紙に清書していきます。「見たくなる資料ってどんな資料?」。字は大きく、色を付けて、絵もあった方がいいね、と話をしながら作ります。すぐに書き始めて、30分ほどで完成する子もいれば、几帳面に定規を使い下書きをし、1時間半以上かける子。絵をメインにする子もいれば、絵は何が何でも入れずにプレゼン力で勝負するという子。子供たちの個性が出ました。

その後は、プレゼンの練習。
一人3分という持ち時間の中で、いかに分かりやすく、そして、情熱が伝わるように話をするか。プレゼンには、実現に向けて、「ほくは/わたしは何をするのか」宣言することと、具体的に「誰に何をお願いするのか」を必ず含めるようお願いしています。ここでも、1回練習しただけで「完璧!」という子もいれば、何度も繰り返し練習し、自分のプレゼン動画を見返して研究する子も。

そして、午後はいよいよ本番!
なんと100名以上の大人が見守る中、緊張も見せずにみんな堂々と発表してくれました。そして、大人の皆様も真剣に子供たちの発表に耳を傾けて、コメントくださいました。

ラフォーレ原宿の荒川社長は、ファッションに関する子供からの提案に対して、実現の手伝いをすることを約束してくださり、その場で、自ら子供に名刺を渡してくださいました。明日には、子どもから荒川社長にコンタクトをとり、その後デザイナーを交えて具体的な打ち合わせをすることとなっています。

原宿表参道欅会の松井理事長からは、川や水が欲しいという提案に対して、実は原宿には隠れた小川が表参道ヒルズの脇にながれているというお話をいただきました。また、その話が詳しく書かれた本があると、発表後にわざわざ私に届けてくださいました。私自身、まだまだ知らないことが多く、子ども達にアドバイスできるよう勉強しなければですね。

渋谷区の長谷部区長に至っては、丁寧に一つ一つの提案にコメントくださいました。そして、「君たちはもっとできる!自由に発想してほしい!」とのエールもいただきました。

その他の企業や地域の皆様からも温かいコメントをいただき、子ども達の自信につながったことと思います。

子ども達からは

  • 学校ではなかなかできない体験ができた
  • 次回は都知事や首相に提案したい
  • 夏休み中に実現に向けて行動したい
  • 来年も絶対参加する
  • いろんなお友達ができて嬉しかった

などの声があがり、帰り際にお手紙をくれた子供もいました。このような子供たちの声は本当にうれしいですね。

来年の夏もまた原宿でプロジェクトを開催します。子供達はもちろん、今回のプロジェクトにご協力いただきました企業/地域/行政の方々にも更に喜んでいただけるようなプログラムになるよう改善して臨みたいと思います。

来年もまたがんばるぞ!

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