みんなが楽しめるカフェは、多様性に対応したみんなが楽しめるカフェの提案です。
お客様同士の交流を促進するコミュニケーションスペース、
子どもが楽しめるキッズスペース、
ペット連れのためのペットスペース、
喫煙可能なたばこスペースなどを設置。
メニューは、ハラールやベジタリアンにも対応します。
ハラカドをイメージして提案したときいて、
早速ハラカドの視察に行ってきました。
当日はあいにくの雨。
それにもかかわらず開店を待つお客様がたくさん。
ハラカドは、ひとつぶカンロが好きで、
ハラカドに買いに来たことがあるけれど、他の階ははじめてとのこと。
今回は最上階から地下まで順番に見て回りました。
まずはシブヤフォント。
シブヤフォントとは、共創をデザインするクリエイティブ集団。
掲げているミッションは、
「障がいのあるなしに関わらず、
誰もが “へんしん” できる可能性を秘めています。
私たちは共創によって “障害” という固定観念を取り除き、
多様な特性や解釈を受け入れる
“ショウガイ” という新たなメッセージを発信します。」
見学に行った際には、ちょうどアーティストが
ぬいぐるみのお洋服を作っていらっしゃいました。
また、障がいのある方が描いた絵に、
桑沢デザイン研究所の学生がアレンジを加えた作品もたくさん展示してありました。
シブヤフォントの後は、
テラス、フードコート、レストラン、ショップ、銭湯などを見て回りました。
「はらっぱ」は残念ながら改装中。
この後、どのようにリニューアルするのか楽しみです。
そして、最後に気になっていた喫煙所を発見。
保護者の許可を得て、数秒のみ鼻をつまんで中の様子も見てみました。
シンプルな空間の中で、5名ほどがタバコを吸っていました。
さて、このハラカドツアーは、彼女の目にはどのように映ったでしょうか。
視察を通して気づいたことを、
「よかったところ」と「気になったところ」に分けてまとめてくれましたので、
本人の言葉のまま紹介します。
よかったところ
全体
- 記号の表示:
外国人などいろんな人がわかりやすいように、目印が記号になっていた
(トイレ、たばこなど) - 芸術的なデザインがちりばめられている
(エスカレーターにもこだわりのアートが!!) - 地下に銭湯があって、サプライズ!
銭湯がハラカドに作られるまでの歴史が知れて面白いし、
くつろぎスペース、何してもいい自由な場所がある - キャラものがたくさんある
レストラン・フードコート
- 子供用のメニューがある
- ベジタリアン用のメニューがある
(VEGAN認証マーク:日本ビーガン協会が認定したVEGAN認証マークを見つけた。
調べてみると、ベジタリアンやビーガン等いろんな人がいることがわかった。
これがあるとビーガンの人は一目で安心できるし、とても良いと思った。) - 食品サンプルが置いてあって見ただけでわかりやすい
- 外国語のメニューがある
- いろんな形の椅子がある
- フードコートだから、いろんな食事の好みだったり、
年齢の人たちが同じテーブルで一緒に食事できる - かわいいインスタ映えする食べ物がたくさんある
バルコニー
- 自然を感じさせるものが多くて気持ちのいい場所
- 眺めのいい場所で自由に仕事等もできるように
コンセントがいろんなところにたくさんある - いろんな形の椅子があって選べる
- 明治神宮を連想させる玉砂利があってきれいですし、
明治神宮とのつながりが感じられる - スマホでバーコードを読むと、外でも注文できる
strong>お店
- エコやSDGsのテーマのお店がある。
見てるだけで考えさせられることがあったり勉強になった。 - いろんな人のことを考えた「SHIBUYA FONT」というお店がある
気になったところ
全体
- 記号の表示:わかりやすい記号もあるけど、
おしゃれすぎてわかりずらいものもあった - 記号の表示:(ハラカドの記号だけの話ではないけれど)
女の子は赤、男の子は青っていうのは、決めつけみたいで気になった - たばこスペース:たばこを吸える場所を提供しているだけ、みたいに思えた。
もっと何か工夫できるんじゃないかと思った。
バルコニー
- 雨だと楽しめることが少ないから、
ルーフを出せるようにするのはどうかと思った。 - 安全のために階段に手すりが欲しいと思った
レストラン
- ハラール対応食が見つけられなかった
- ベジタリアン対応ももっとあるといいと思った
たくさん気づきを得たので、この後は具体的な改善策を考えてみようと思っています。