『キラ渋 ゴミや落書きが無い町』vol.1の続きです。

街いく探検隊主催者の若松様と
オンライン打ち合わせをして、想いをぶつけました。

この打ち合わせでは、ゴミ拾いをチーム対決にすることで、
より盛り上がり、いつもよりも頑張ってゴミが集められそうだという想いを組んで、
明後日に迫った街いく探検隊のイベントにてゴミ拾い対決をする方向で話が進みました。

「子どもが主役のゴミ拾い」をテーマにされているとのことで、
子どもの意見を大切にしてくださり、ありがとうございます!

まず、ゴミ拾いビンゴをチーム対抗戦にしたいという提案については、
ゴミ拾いには「みんなで力を合わせて一つになる」という目的があるのと、
負けた子どもたちが悲しい思いをしないかちょっと心配とのこと。

いろいろと相談した結果、負けてもお菓子はもらえるので、
損をするわけではないからきっと大丈夫だろうとの予想のもと、
とりあえず1回実施してみてみんなの様子を確認することに。

また、いつも先頭を歩く大きい子どもたちがゴミを拾ってしまい、
後からついてくる小さなお友達が拾うゴミが少なくなってしまうのではないかと
気にかけているという話もでました。
この不安も2つのチームに分けることで解消したいですね。

コースを分けるのは、いろいろと準備が必要なので、
2日後に差し迫ったイベントでは、
1つのルートを2チームに分かれて対決することに。
 
チーム分けは、3年生くらいでちょうど半分になるように区切り、
小さい子のチームには大人がサポートに入って、
「ここにゴミあるよ」と教えてあげることに。

当日の本人の仕事は主に3つ。

  1. はじめに、なぜ対決型にしようと思ったのかを説明する。
  2. 対決型ゴミ拾いを楽しむ。
  3. 最後に、子どもと大人に感想を聞いて、それをもとに次回について考える。

自分のアイデアが実現するということで、
「3つともできる!」と気合が入っています。

そして迎えたイベント当日。
たくさんの方の前で、対決型にするというアイデアの発案者として紹介してもらい、
今回の特別ルールなどを説明しました。

街いく探検隊のゴミ拾いは、子どもが主役なので、子どもがゴミを拾います。
大人は燃えるゴミ、プラゴミ、燃えないゴミ、ビン・缶・ペットの
いずれかの表示のついたゴミ袋を持ち、
子どもたちと声を掛け合いながら分別します。

ビンゴカードにある「輪ゴム」「なぞのプラスチックごみ」「針金」「ねじ」「マスク」
などを見つけるためには、真剣に探さないと見つかりません。
真剣だからこそ、見つけた時に喜びはひとしおです。

今回は対決型ということで、
相手チームがどれくらいまで進んでいるのか確認しに行ったり、
レアゴミを見つけた際にはガッツポーズが出たり、
ビンゴカードにあるゴミを見つけたと報告に行ったり、
みんな楽しそうにしていました。

本人も率先してゴミを拾っていました、
「なにこれ?」」というような、珍しいゴミもありましたよ。

ゴミ拾いの楽しみはビンゴだけではありません。
街に関するクイズが用意されていたり、
立ち寄った氷川神社では宮司さんより神社の由来などをご紹介いただいたりと、
大人でも知らない貴重なお話を聞くことができ、
大変ためになる大人も楽しいゴミ拾いです。


1時間ちょっとかけたゴミ拾いももう終わりです。
ゴールは、スタート地点と同じ新道公園。
参加した子どもたちには、ジュースとバナナが待っていました。
そして、いよいよビンゴ対決の結果発表。
今回はなんと4対4で同点。

みんな仲良く4つのお菓子をもらえます。
さて、どのお菓子にしようか。
おやつ争奪戦の始まりです(笑)

みんなゴミ拾いお疲れさまでした。
楽しかったね。

街いく探検隊のゴミ拾いに参加したい!という方は、
渋谷区内の様々な地域で開催していますので、
↓リンクから今後の開催予定をご確認ください。
https://blueshipjapan.com/crew/machiiku

終わった後は、みんなのもとをまわって、感想を聞きました。

対決型の良かったところや改善点、そして、今後どのように進めていきたいかは、
みんなからの感想も踏まえてまとめていますので、次回のレポートで紹介します。

お楽しみに!

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