『キラ渋 ごみや落書きが無い町』vol.20の続きです。
毎月、ゴミ拾いイベントを企画&実行したり、
ペットボトルのキャップをアクセサリーにアップサイクルさせたりすることで、
みんながゴミ問題について考えるきっかけをつくり
着実に成長を続けている「街いく子ども探検隊」。
子ども達の頑張りが『渋谷サステナブルアワード2024優秀賞』受賞につながりました。
おめでとう!
本日は、表彰式。
制服姿も新鮮で凛々しくて素敵ですね。
会場に入り、緊張しているか確認してみると
「さっきよりは落ち着いた。もう大丈夫!」
とはいうものの、まだ少し緊張した面持ちの4人。
会場が静粛な雰囲気だったのと、
表彰式の様子が動画に収められていたからか、
受賞者だけでなく、付き添いの大人たちまで
いつになく緊張感に包まれながら式に臨みました。
表彰式が始まり、2番目に街いく子ども探検隊が紹介されました。
「渋谷の街をきれいにしたい。ゴミ拾いは楽しいこと。
ゴミに捨てられてしまうものにも価値があり、
ステキなものに生まれ変わることを伝えるために、
子ども達自身がどのようにしたらゴミ拾いにたくさんの人が来てもらえるか
楽しんでもらえるかを考え企画し、ワークショップを実施するなど
参加者にゴミの問題を考えるきっかけをあたえ
意識改革を進めていただいています。」
みんなで前に出て、長谷部区長より間伐材でできた賞状などをいただきます。
「一言どうぞ」
急にふられると頭が真っ白になりますよね。
「このような素敵な賞をいただき誠にありがとうございます!」
緊張しながらもお礼を伝えることができました。
席に戻ったらほっとしたようです。
まだちょっと笑顔が固いかな。
授賞式の後は、インタビューがあります。
聞かれることは、大変だったこと、楽しかったこと、未来に向けたメッセージの3点。
誰がどのパートを話すのか、じゃんけんです。
練習は不要とのことで、すぐにインタビューに臨みました。
苦労したことは、
「ワークショップの下準備でペットボトルキャップを小さく刻むこと。」
「テストや部活など忙しい中、
時間を作って集まることが難しく少ない人数で対応せざるを得なかったこと。」
その場で、新たな質問もあり。
みんなアドリブにあたふた。
そんなところも中学生らしく初々しくていいですね。
良かったことは、
「街がきれいになったことや、地域のみなさんとつながりができたこと。」
将来に向けて、
「これからも環境に役立つ活動を続けていきたいと思います!」
長谷部区長からも、「この素敵な活動をぜひ続けて欲しい!」とのお話がありました。
継続するって簡単そうでとても難しいこと。
キラ渋も無理なく長く続けていけるといいですね。
みんなお疲れさまでした。
この4人の仲間で受賞できてよかったね。
さて、『渋谷サステナブル・アワード』について、
ちょこっとご紹介。
『渋谷サステナブル・アワード』は、
エコな活動を、表彰を通して広く周知し、
一人ひとりの意識啓発につなげていく事業です。
過去にSKAP参加者が2名受賞しています。
- 『らくがきデパート』『原宿自由革命』の提案者が、
一般社団法人 CLEAN&ARTやファイヤー通りバーチャル町会の
メンバーとして活躍し、落書き消し、ゴミ拾い活動、
ゴミ拾い専用カバンの開発などをしました。
・2019年 大賞『落書きの除去活動及び啓発活動に関連する事業』
・2020年 優秀賞 『ファイヤー通りバーチャル町会から つながる・ひろがる環境活動』 - 『交流しようよ!イベントで』の提案者が
「落ち葉拾い大会」企画・開催し、拾った落ち葉で堆肥をつくり
地域の花壇などで使用することで地域内循環に取り組みました。
・2019年 優秀賞『落ち葉拾い大会 交流しようよ!イベントで』
そして、今年2024年の大賞に輝いたのは、臨川小学校の子ども達。
シブヤ未来科の授業の一環で、
ゴミ袋メーカーの日本サニパック㈱のサポートのもと、
5年生の子どもたちがゴミ袋のデザインをし、
架空の会社を立ち上げて販売まで行っているとのこと。
このように子どもの頑張りを大人と同じ土俵で評価し応援してくれる
仕組みがあるのは、とてもありがたいですね。
さすが渋谷区!
これからも多くの子ども達が受賞し、
サステナブルな未来を作ってくれることを期待しています。
『キラ渋』は街いく探検隊のハタナカチームにて子ども探検隊として活動しています。
今後とも応援よろしくお願いします。