『キラ渋 ゴミや落書きが無い町』vol.2の続きです。
ゴミ拾いバトルを実施後に感想やアンケート結果などをまとめてくれました。
その内容をふまえ、幡ヶ谷中町町会長の中村様、街いく探検隊隊長の若松様、隊員の古川様、とオンライン打ち合わせを行いましたので、ご紹介します。
まずは、本人が作ってくれた資料をもとに、ゴミ拾いバトルの内容のおさらいから。
次に、参加してくれたお友達や本人の感想に加え、大人もいろいろとヒアリングしていたので、聞いたことや感じたことを共有しあいました。
大人の感想も、
「バトルでこんなにも盛り上がるのは予想外であった。」
「小学校高学年のお友達もバトルが好きということに気づかされた。」
「いつもはすぐに疲れたと言っている高学年も、小さい子には負けられないと率先して拾っていた。」
とバトルのアイデアを絶賛するコメントばかりでした。
街いく探検隊の活動自体については、
「いずれは町会の行事として続けていきたい」
「若松隊長の街に関する事前調べが素晴らしい」
「街に関するクイズが奥深く、大人も楽しめる」など、
子どもを主役としながらも、伴走する大人をも虜にする活動を称賛する声があがりました。
課題となったのは安全面。
「盛り上がるので、今まで以上に安全面のフォローが大事」
「ビンゴのボードを確認しに行ったり来たりするので、混雑したり時間がかかったりするため、通るルートの工夫が必要かも」
スタンプカードを5ポイントから30ポイントに変更して、30ポイントには豪華賞品を用意したい。という提案に対しては、スタンプカードはすぐには変えられないけれど、回が増えるごとに特典が増えることも、地域のお店のお菓子がもらえるというのも、とてもいいアイデアと褒めていただきました。
子ども達へのアンケートでは、景品に欲しいものとして文房具が多く上がっていたことを伝えました。すると、事前にアンケート結果をご覧になっていた若松隊長が、7月30日の街いく探検のためにすでに文房具を用意してくださっているとのこと。景品の駄菓子に文房具が混ざっていた時のお友達の反応をみて、さらにヒアリングして、今後の景品の幅も広げていけたらとの話になりました。
プレミアムうまい棒も探してくださったのですが、残念ながら近くのお店では見つからなかったそうです。提案に対して真摯に対応してくださる大人の皆様も素敵ですね。
今回の打ち合わせでびっくりしたのが、実現するためのマネタイズについても、大人任せにせずしっかりと考えていたことです。質問も的確です。
「前回の参加賞のバナナはどうやって集めたの?」
「ポイントがたまると何がもらえるの?」
「それは誰が用意しているの?」
街いく探検隊は、社会福祉協議会の子どもテーブルから居場所づくりの活動支援として助成を受け、そのお金と、毎回の活動時にテーブルに置いてある募金箱への参加者からの寄付が主な活動資金。その他、企業からの寄付などもあるとのこと。子どもたちを応援してくれる大人がたくさんいるということは嬉しいですね。
ポイントの景品はなんと黄金のトング(笑)。
景品などは、毎回中村町会長と若松隊長が用意してくださっています。
現状を確認したうえで、新たなアイデアを出してくれました。景品の文房具は協賛を募って購入するのではなく、不要になった文房具を寄付してもらってはどうか。
商店街のなじみのお店に回収ボックスを置かせてもらい、集まった文房具を景品として使用する案です。どんなものが集まるか分からないので、新品のものや子どもたちが欲しそうなものだけを景品として使用し、余ったものは必要としている人へ寄付。
全員一致でやってみよう!ということに。
そのためにやることは。
- 街いく探検隊の活動をもっと知ってもらう
- なんで文房具を回収するのかのポスターをつくる
- 回収ボックスの拠点を決めて協力をお願いする
今後は、街いく探検隊の景品集めのために、文房具回収隊長としても頑張ると気合が入っています。
素晴らしいことに、更なる新しい提案も。
7月23日の夏祭りでもコラボを考えていたけれど行けなかったので、これからハロウィンに向けた町会や商店街とのコラボを企画するとのこと。
やりたいことが盛りだくさん!
街いく探検隊を起点に、街を盛り上げる企画アイデアが次から次へと飛び出してきますので、今後もどうぞご期待ください。