『交流しようよ!イベントで』vol.21の続きです。

神宮前あおぞらこども園の年中さんと一緒に、
堆肥づくりとさつまいも堀りをしました。

実は天気に恵まれずに2回延期になっていたので、
今日は晴れてよかったとホッとする大人たち。
子どもたちにとっては、待ちに待ったイベントになりました。

まずは堆肥づくり。

今年の堆肥づくりは、部分的に園児に手伝ってもらうのではなく、
落ち葉拾いから堆肥が完成し、土に混ぜて使うところまで、
全ての流れを体験してもらうことにしました。

そこで、堆肥づくりに使用する落ち葉も、
園児が自分たちで集めた葉っぱのみを使います。
お散歩に出かけるたびにみんなで拾って集めた大切な葉っぱです。

「堆肥ってなあに?」
「みんで集めた落ち葉と、完成した堆肥はどうちがう?」

見て、触って、臭いをかいで。
じっくり観察すると、いろんな発見があります。
堆肥の方が黒い、小さい、硬い。。。

「堆肥をつくるのには、葉っぱと水と、あと一つ何を入れるんだっけ?」

粉、砂糖、小麦粉、片栗粉、お米。。。
おしい!
米ぬかという言葉も覚えてくれたかな?

材料が分かったら、いよいよ堆肥づくり。
コンポストに入れた落ち葉に米ぬかをふりかけます。
両手で慎重に米ぬかをすくってゆっくりと全体に振りかける子もいれば、
ガサッとつかんでバサッと振りかける子、
手が汚れるのが嫌でやらない子。
ここは性格がでるところ(笑)。

最後に水もかけて混ぜたので、
数日おくと発酵して熱をもち、湯気が出るほどあたたかくなります。
湯気が出てるか気にして見てみてね。

ここの堆肥は、園児が拾った落ち葉と、園の水と、
園のすぐ近くの小池精米店の米ぬかで作り、
園やキャットストリートなどで使用しています。
まさに地産地消です。

そんなことも1年通して感じてもらえるといいな。

堆肥づくりの後は、お楽しみのさつまいも堀り。
堆肥を漉き込んだ土で育てたさつまいもです。
年々土が良くなるようで、今年のお芋の出来は抜群。
大きなお芋がたくさんとれました。

実はさつまいもの苗を植えたのは、年長さん。
掘るのも年長さんの予定だったのですが、
コロナ禍ではできなかった芋ほり遠足が今年は復活し、
たくさんのさつまいもを掘ってきたとのことで、
園のさつまいも堀りは年中さんに回ってきました。

みんなウキウキ。ドキドキ。

さつまいものツルをかき分けて土の中の宝を探します。

「出てこないー」と言っていた子も、
土を掘って芋がでてくるとにっこり。
「とったぞー!」と先生に報告します。

「大きすぎ!」「人参に似てる」「おしりみたい!」
と大爆笑がおこったり、
どうしても大きいお芋が欲しくて
小さい芋はしれっと土に戻す子がいたり(笑)

みんな楽しんでくれたようで、ほっこりしました。

苗をいただいた焼き芋で有名な宮崎県のSAZANKAさんにも
豊作だったことを報告しないとですね。

芋畑は、この後はラディッシュとカブの畑になります。
新たに堆肥を漉き込んで、しっかり耕したので、
おいしいお野菜が育つはず。

そして、元気いっぱい伸び放題だったさつまいものツルは
クリスマスリースになります。

次回は、年長さんと人参を収穫する予定です。

なかなか芽が出ずに心配していた人参も
少しずつ芽が出て大きくなってきました。

収穫は1月かな?

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