『交流しようよ!イベントで』vol.23の続きです。
宮崎県綾町の農家さんと渋谷区神宮前あおぞらこども園の園児たちとの交流。
今年もやります!
人参を育てます!
昨年は園庭の隅っこに畑を作り、人参を育てました。
本来は種撒きから10日ほどで、芽が出る予定なのですが、
2週間たってもなかなか芽が出ずに、ちゃんと育つのかひやひやしました。
天候のせいなのか、給食室のダクトの下という立地のせいなのか、、、
最終的には、人参は無事に育ち、楽しく収穫もできたのですが、
今年はひやひやしないように、別の方法にトライしてみることにしました。
今回は、プランターで育てます。
市販の土に、園で毎年園児と一緒に作っている欅の落ち葉堆肥を混ぜて準備完了。
栄養たっぷりだからきっとよく育つよ。
さて、プランターが用意できたところで、
今年度の年長さんが種撒きをしに来てくれました。
まずは、ご挨拶から。
さっと2列に並んで、しっかりご挨拶ができるなんて、
今年の年長さんも素敵ですね。
人参の種まきを指導してくださるのは綾町の人参農家の「園田さん」。
リモートでつながっている「園田さん」にもご挨拶。
みんな興味津々で近づいていきます(笑)
挨拶の後は、さっそく人参の種まきについて教えていただきました。
大切なのは、人参の種の発芽には光が必要なので、薄く撒くこと。
- 深さは「指の先くらい」。
1cmはちょっと深すぎなので、みんなの指の第1関節くらいまで。 - 間隔は3cm。
できれば一粒ずつ。複数入っても大丈夫。 - 種まきの後は、水をたっぷりあげて、乾かないように日陰で育てる。
- 発芽は10日後。収穫は100日後。
今回撒くのは、黒田五寸人参。
ちっちゃい種を、一粒ずつ丁寧に撒いていきます。
途中、どこに種を撒いたのか分からなくなったり、
虫探しになったり、、、
種が撒けたら、上から手で押さえて土をかぶせ、水を撒きます。
あっという間に完成。
「100日後って、いつだろう?」
「○○くんのお誕生日くらいかな?」
と収穫を楽しみにしています。
大きくおいしく育ちますように!
でも、収穫の前にも大切なお仕事が。
10日後に芽が出るのを楽しみに、土が乾かないように水やりをします。
ちょっと育ったら間引きます。
間引いたものは、もったいないので、
現在ひまわり畑になっている場所にそっと植え替えてみる予定です。
<おまけ>
今年の年長さんは虫好きが多いようなので、
落ち葉堆肥の家に住んでいたコガネムシの幼虫を見せてみたら、
「かわいい!」
「触りたい」
との、反応が。
みんな怖くないんだね。
あまりの喜びようなので、先生と相談し、落ち葉堆肥と一緒に
お部屋の虫かごに入れて育ててもらうことになりました。
人参もコガネムシも元気に育ってね。