『交流しようよ!イベントで』vol.25の続きです。
今年も落ち葉の季節になりました。
落ち葉といえば、たい肥作り。
神宮前こども園の子ども達とたい肥の仕込みをしました。
今日は何をするのか知っている人?
「土を作る」
「葉っぱ」
「堆肥」
まずは、コンポストの中に、
子どもたちがお散歩に出かけた際に、
代々木公園や表参道並木などで
せっせと集めてきてくれた落ち葉を入れました。
ゴミが混ざると良い堆肥が出来ないので、
落ち葉にゴミが混ざってないかよく見ながら作業します。
今回は、落ち葉を拾うときにゴミをよけてくれていたので、
ほとんどゴミは見当たらず、スムーズに作業が進みました。
さすが、りんご組のみんな。
続いて、ふわふわの魔法の粉を振りかけます。
さて、魔法の粉は何からできているでしょうか?
①パンの粉
②ホットケーキの粉
③お米の粉
正解は3番。
では。このお米からできた魔法の粉の名前は?
ヒントは、お漬物(ぬか漬け)。
「きゅうり?」
「米漬け?」
正解は、園の近くの小池精米店で
今朝削ったばかりの米ぬかです。
出来立てほやほやは、ふかふかでいい香り!
米ぬかを入れるときは、
袖をまくって、そっとすくって落ち葉に振りかけます。
出来るだけたくさん取ろうと手に山盛りすくう子。
片手でそっと入れる子。
落ち葉全体にかかるように、小分けにしてまんべんなくふりかける子。
みんなそれぞれで面白いですね。
落ち葉と米ぬかを交互に入れ、
水をかけて混ぜたら仕込みは完成。
後は、定期的に混ぜてあげるだけ。
CATs Street Farmingの元気さんが、
たい肥作りを食事に見立てて分かりやすく説明してくださいました。
「落ち葉」というごはんと、
おかずの「米ぬか」と飲み物の「水」を食べると
細菌は熱を持って暖かくなります。
これが発酵。
発酵すると堆肥になります。
今はまだ外気と同じ10.2度だけれど、
しばらくすると温泉くらいの温度になって、湯気が出てくるよ。
楽しみにしていてね。