『原宿の人気スポットパンフレット』vol.3の続きです。
いよいよワークショップ当日。
お天気も良く、ワークショップ日和となりました。
参加してくれたのは、主催者の女の子が自ら声をかけて集めた
同じ小学校のお友達、5年生4名と6年生1名。
2つのチームに分かれて活動しました。
大人は、彼女のプロジェクトに日ごろからご協力いただいている
ブレインの合原さんと城内さん、東急不動産の小峰さんと尾関さんに加え、
青山エリアで活動されているORACLEの川向さんとOVEの室谷さんも
お手伝いに来てくださいました。
フィールドワークは安全第一なので、大人がたくさんいるのは本当に有難いです。
ワークショップは彼女の挨拶から始まり、
自己紹介を経て、本日インタビューに行くお店決めに。
「予め行きたいお店や、みんなに紹介したいお店を考えてきて」
と伝えていたこともあり、リストはすぐにできあがりました。
さすがに地元の子ども達ということで、
青山エリアに詳しい大人でも知らないお店もあがりました。
その後は、取材のプロであるブレインの合原さんより、
取材の手順をはじめ、アポどりのコツから、写真を撮るときの注意点など、
取材の極意を丁寧に教わりました。
いよいよ自分たちでアポどりをしていきます。
まずは、スムーズに電話ができるように、
伝える内容や確認することなどを、書いてみます。
その後は、大人にお店の人を演じてもらい、電話応対の練習。
「お忙しいところすみません。○○と申します。
そちらのお店を取材させていただきたいのですが、
担当の方か責任者の方をお願いできますでしょうか?
…
お忙しいところ、ありがとうございます。
後ほど伺います。」
- 「と申します」は言いにくいから「~です」にしよう!
- 「取材」という言葉は入れないとだね。
- 取材理由は、「子供がお勧めする神宮前の
美味しいお店の地図を作っています」はどうかな? - 「おすすめの商品」より「いちおしのメニュー」の方がいい?
- お店も忙しいから取材の時間は10分くらい?
みんな自分の言葉でしっかりと説明できるようになりました。
準備が出来たら、取材に行くお店に優先順位をつけ、
行く時間や場所を考えながら、電話をかけていきます。
一部時間があわず、断念したお店もありましたが、断られるのも良い経験。
さっと気持ちを切り替えて、次の候補先に電話します。
電話をかける子供たちはもちろんですが、
側で聞いている大人もかなり緊張した瞬間。
無事アポがとれると自然と拍手が起こりました。
なんだか子供よりも大人の方が大喜び!
顔の見えない大人相手に、しっかりと交渉し、
取材許可をとる小学生、みんな頼もしいです。
取材許可が取れたらインタビューの質問事項をお店にあわせて考え、準備完了!
お昼ご飯を食べてから出発です。
実際に取材に伺ったのは、
Aチームは、
- whyte
- APEACH
- MuMu MOZZARELLA
- GLOCAL CAFE
Bチームは、
- ふくろうカフェ
- 文房具カフェ
- 毎日薬膳Soup+
- メイソン工房
どのお店もお忙しい中、当日の取材依頼にもかかわらず、丁寧に対応してくださいました。
ありがとうございます!
こども達も真剣に質問を考え、メモをとりました。
写真も素敵に見えるアングルを探してたくさん撮りました。
会場に戻ってからは、自分たちが撮った写真を見ながら
取材先を紹介することで振り返りをし、
その後、各お店の紹介文を200字程度で書いて発表しました。
どの紹介文も記者の個性がでていて、簡潔にまとめられていて素晴らしいです。
あまりの完成度の高さに、大人が危機感を感じるほど(笑)
この日のワークショップはここで終了。
無事にワークショップを終えることができて、
主催者の女の子も一安心。
この後は彼女がたくさんの写真の中から実際に使用するものを選び、
紹介文と共に青ナビに掲載します。
ご協力いただいたお店には、準備が整い次第、
お礼と記事内容確認を兼ねて、彼女が自らお礼に伺う予定です。
こども達が書いたステキなお店の紹介文は
地図完成まで今しばらくお待ちください。