こんにちは。植野です!

当時小学3年生の女の子が07年3月に渋谷区長に提案したプロジェクト
『渋谷を変える1本の木』のその後について紹介します。

まずは、協力者を募ろうとチラシを作り、Earth Dayの出店者を回りました。
すると、Patagoniaさんが興味を持ってくださり、
「是非話が聞きたい!」と名刺をくださったとのこと。
そこで、緊張しながらも会社に電話してアポをとり、説明に。
すると、活動に賛同くださり、キャットストリートのお店の方が集まる
異業種コミュニティーでもあるCATsにご招待いただいたとのこと。
今回はそのCATsへの参加に同行させてもらいました。

CATsでは、毎月1回キャットストリートの清掃活動をした後、情報交換をしているそうです。
参加させていただいたのは、第41回目。
キャットストリートにはたばこの吸い殻のごみが多く落ちていました。
たばこの吸い殻一つも、雨に濡れて、たばこが水に溶けて、
排水溝に流れ、それが海まで流れ着き、魚が食べ、そんな魚を私たちが食べている。
このように世の中は巡っている。
ゴミ拾いという小さな取り組みかもしれないが、地域で、みんなで取り組んで、
世の中を自然を守っていきたいと主催者の中村さんは、おっしゃっていました。

みんなで清掃した後は、本人の出番!
「キャットストリートにリンゴの木を植えたい!」と考えた背景や想いを語り、
協力を求めました。

すると、
「国連大学前のファーマーズマーケットで聞いたらいいかも」
「まずは、キャットストリーのお店に協力を要請し、
リンゴの木のプランターをお店の前に置いて育ててもらったらどうかな。」
などのアドバイスが次から次へと。

「リンゴ農家紹介するよ」
「渋谷区の公園に植える木などを監修しているおばあちゃんを紹介するよ」
「リンゴの木を植える時に合わせて、お店としてもイベントを組んで人を呼ぶね」
などと具体的な協力のお約束もあり、本人も一気に仲間が増えて、
手ごたえを感じたようです。

その後、りんごの木を植える場所を検討するにあたり、
渋谷区役所の緑と水・公園課を訪れて相談しました。
すると大変残念なことに、渋谷区の街路樹や公園の木には
果実がなる木は使用できないことが発覚!

ここで、この提案の実現は断念かな?

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