『渋谷フェスティバル』2025振り返り&落書き消し体験の続きです。
11月に実施した落書き消し&シール剥がし体験があまりにも好評だったので、
子ども達の「どうしてもまたやりたい!」とのリクエストに応えて、
CLEAN&ARTさんに頼み込んで第2弾を実施していただきました。
12月下旬の真冬に外で活動するということで、
雨予報と寒さに気をもんでいたのですが、杞憂に終わりました。
なんと、活動をする2時間だけ奇跡的に雨が止み、
気温も半袖で過ごせるくらいの暖かさに。
まさに落書き消し日和!

まずは北谷公園に集合!
SKAPで春に突撃インタビューを実施しているので、
子ども達にもすっかりおなじみの公園です。
落書き消しができるとテンションが上がっているうえに、
久しぶりに会えたお友達がいたり、
サンタの帽子でクリスマス気分になっていたりで、
ウキウキが隠せないかわいい子どもたち。
普段は最初にレクチャーをして頂くのですが、
今回は雨が降り始める前に作業をした方がよいだろうとのことで、
早速、前回途中まできれいにした電信柱へ移動。



前回も参加しているお友達が師匠となり、
道具の使い方や注意点を伝えたら、
作業開始です。
週末で、人通りが多い所での作業なので、
観光客の方々が遠巻きに止まって見学していました。
子ども達はそんなことには気を止めずに、もくもくと作業を続けます。
話題は趣味、習い事、旅行、家族から、冬休みのお楽しみについて。
クイズを出してみたり、冗談を言い合ったりと、
手を止めることなく、おしゃべりも楽しんでいました。



どうしても剥がれないものは、プロが手伝ってくれます。
「電信柱に添わせる形で道具を使うといいよ」
「こうやって少しずつ削っていくやり方もあるよ」
「右利きの場合は、右手で持って左手の親指で押す感じ」
実演しながらレクチャーしてくださるので、とても分かりやすいです。
すぐにコツをつかんでいくちびっこ職人たち!



目線の高さだけでなく、
頭の上の方も手の届くかぎりかんばり、
自分達ではどうしても手の届かない部分は大人にも手伝ってもらいました。
脚立をもってくる話もでましたが、
脚立の取り合いになることが目に見えているので、
今回は安全面を考慮して断念しました。




「なんでこんな下に貼るんだよ(怒)」
反対に、下の方は、道路に雑巾を敷いて、
その上に寝そべる形で作業をする子も。
上から下までピカピカにしようと、
みんな気合十分です。




だいぶきれいになってきたところで、
道具を汚れにあわせて変えていきます。
溝のある部分は、たわしを使ったり、
とりにくい汚れは形の違うへら(?)を使ったり、
雑巾で洗剤や落書きを丁寧に拭き取ったり、
道路に落ちたシールのカスをほうきで集めたり。
みんなで協力してきれいにします。
ものすごい集中力と団結力。
「なんでだろう?
勉強じゃないと、すっごい集中力が続くんだけど」
「分かる!」




途中休憩もほぼせずに、2時間弱作業を続けました。
あっという間の2時間!
子ども達の体感時間は15分くらいとのことです。
「まだまだできる。」
「疲れてない!」
「もっとやりたい」
「終わるの早すぎる!」
「第3弾もやるよね?!」
1回目もそうでしたが、2回目もやはり終わりにするのが大変!
2時間たったところで、道具を片付けて無理やり終了。
頑なに道具を離さず、作業を続けているお友達を見つけると
「ずるい!」と怒るほど、もっと続けていたかったようです。
本当によく頑張ってくれたので、
家に帰ってからどっと疲れが出ていないかちょっと心配しています。
<BEFORE>


<AFTER>


春の街散策の際に気になっていたシールと落書きだらけの電柱が、
みんなの手で、見違えるほどきれいになりました。
自分たちが気にしていた街の汚れを、自分たちの手できれいに出来る!
この達成感と満足感は最高ですね。
CLEAN&ARTの皆さんはあえて手を出さずに見守りに徹して、
すべて子ども達にやらせてくださるので、とてもありがたいです。
Valentiaさん、Qちゃん、Sanbonngiさん、
クリスマスの最高の経験をありがとうございました。
更に、Qちゃんが活動の様子を動画にしてくださいました。
QちゃんからSKAPのみんなへのプレゼントです。
↓タイトルをクリックして、是非ご覧ください
『落書き消去サポーター事業×Social Kids Action Project』
MERRY CHRISTMAS!
