『渋谷フェスティバルプロジェクト』2023<出展2日目>の続きです。

出展から3週間が立ち、アンケート集計結果も出そろったところで、
振り返りの打ち合わせを行いました。

今年のくみんの広場の来場者数はなんと
4日が69,000人、5日が63,000人で、合計すると132,000名。
前年比+3万人だそうです。

SKAPブースは人数カウントしていませんが、
使用したシールや駄菓子の数からすると
4日300名程度、5日400名程度だと思われます。

大盛況!!!

まずは、一人一人感想を聞いていきます。

「楽しかった!」
「思っていた以上にたくさんの人が来てくれた。」
「お菓子が足りなくなったから、もっとたくさん用意しないと。」
「ゴミ拾いに人が集まるか心配してから、集まってくれて嬉しかった。」
「受付から質問やクイズを楽しんでくれているのが見えた。」
「アンケートでポイ捨てするに投票する人がいて驚いた。」

シブヤテレビジョンさんからもコメントいただきました。
「今回初めて展示のほかにイベントを実施して、
 それを多くの方に楽しんでもらえてよかった。
 ブースを飛び出した企画が個人的にも新鮮だった。
 おしゃべりゴミ拾いは次回も是非やりたいね。」

出展した2日間、SKAPの5名の子ども達みんな本当によく頑張りました。
ブースに立ち寄って下さったお客様にも楽しんでもらえて、自信がついた模様。
ご来場いただきました皆様ありがとうございました。

来年さらにパワーアップするためにも、
みんなで感想を伝え合った後は、
アンケート結果を分析したり、改善点を出し合ったりしました。

ここからは、打ち合わせででたコメントなどをコーナー毎に詳しくご紹介します。

「渋谷区からの挑戦状」
渋谷区のことを知ろう!渋谷区3択クイズ

・未就学児と大人が一緒に考えていて楽しそうだった。
・大人からも「知らなかった」との声が聞かれた。
・答えをめくる方式にしたのも良かった。
・次回は問題に★マークで難易度を付けたらどうか。

実際に展示した質問は↓の通りです。
みなさんは答え分かるかな。

渋谷区のマスコットキャラクターは「ハチ公」と答える人が多く、
「あいりっすん」はあまり有名ではないのかもとの話もででいました。

「意見の広場」あなたならどうする?

シブヤテレビジョンさんが膨大な量のシールを数えてグラフにしてくださいました。
ありがとうございます!

・シールを貼る升目を用意すると集計がしやすいかも。
・大人のステッカーは未就学児が貼ることが多いので、大きい方がよいね。
・わざと境目に貼る人がいた。

議論となったのは、シールが落ちてしまうのをどのように防止するのか。
・原因は、後ろのテントが布で、力を入れて貼れないからかも。
・小さい子は位置が高すぎてしっかり貼れないのかも。
 踏み台を用意しよう。

アンケート結果も面白いのでご紹介。

全体としては、看板への記載が人気だけれど、
中高生に限るとGeogle Mapが圧倒的人気。

ゴミ拾いは思っていた以上に人気。
みんなやってみたいと思っているんですね。

「ポイ捨てする」と答える正直者が一定数いることに驚きますね。
ゴミ箱を探すのではなく、持ち帰ることが定着してきているのは、嬉しい発見。

大人は「床のガムをはがす」、
低学年は「ゴミのポス捨てした人を怒る」が人気ですね。

この問題は、3月末にゴミ拾いロボットを提案したお友達が考えた質問です。
どの機能もニーズがあることが分かったので、
今後どんなゴミ拾いロボットにブラッシュアップして開発していくのか楽しみです。

子どもたちは「残しておきたいすばらしいアート」が
思っていたよりも多いことに驚いていました。

大人はアートととらえる人もいるけれど、
特に小学校低学年にとっては、すぐに消したい汚れなんですね。

ここにも正直者がいますね。
小学校低学年は信号を守る人が多いものの、赤信号で渡す子もいるんですね。
中高生になるとわたる人の方が多いのに驚きます。

大人よりも小学生の方が家でのんびりの割合が高いんですね。
雨の日はすいているから、あえて出かけるという話もでました。

これは雨にぬれずに遊べる公園の提案をしているお友達の考えた質問。
「ペットと散歩」が想像していたよりも多かったそうです。
家族同然のペットが雨の日ものんびりお散歩出来たら、
飼い主もペットもハッピーですね。

「アイデア募集コーナー」
渋谷区をよくするためにはどうすればよい?

たくさんのアイデアありがとうございます。


ポイ捨てを減らすアイデアは、ゴミ箱を増やすとの回答が圧倒的。
子どもたちは、ゴミを持ち帰るという人が少ないことに驚いていました。
エコバックならぬゴミバックを持ち歩くというアイデアもありました。


外国人観光客にやさしい表示のアイデアは、
英語表記やピクトグラムなどの絵が多かったです。
これは予想通り。
動画で案内するのは今どきですね。


理想の公園については、
きれいで天候に関係なく遊べる公園が欲しいとの意見が多かったです。

ブランコ、すべり台、鉄棒、砂場、ボール遊びができる
公園が欲しいとの意見からは、公園で当たり前に遊べると
思っていたものが出来ないのだと気づかされました。

空中ブランコやアスレチックが欲しいとの意見には
子どもたちも「欲しい!」と声があがりました。

ボールやピクニック用品の貸出もあると便利でいいですよね。

Wifi完備はこれまた今どきですね。

夏暑くならないすべり台が欲しいとの意見から、
ウォーターすべり台を作ってはどうかとのアイデアが飛び出し、
そこから水遊びスペースについて話題が広がりました。

「お絵かきコーナー」
渋谷といえば何?

渋谷からイメージするものは、
「スクランブル交差点」、「109」、「ハチ公」が多かったようです。
猫の絵が多かったのは、ハチ公がネコだと思われたから???

「渋谷フェスティバルビンゴ」
渋谷フェスティバルについてどれくらい知ってる?

・たくさん人がきて、楽しんでくれた。
・問題数もちょっと難しめの問題の難易度もばっちり。
・数字を事前に記入したのも直前でばたつかず良かった。
・ビンゴ用紙は事前に宣伝もかねて配布していたが、
 イベント直前に集まってきてくれた人に配布するのでよかったかも。

議論となったのが、後ろの人も声が聞こえるようにするにはどうしたらいいか。
・メガホンあるといいかも。
・後ろでも説明する。
・大きな紙に問題文や答えを書く。
次回開催時にはみんなでアイデア出しして、
集まってくれた人みんなに声が届く方法を考えたいと思います。

用意していた質問は下記の9問。
Q.4日のブルーベリーは苗木の無料配布は人家族何本まで?
Q.喫煙所は何か所?
Q.鼓笛パレードのルートはいくつある?
Q.区民の広場パレードは何年ぶりの開催? 
Q.エコステーションは何か所?
Q.区民のひろばが開催されるのは今年で4〇回目。〇に当てはまる数字は?
Q.SKAPのブースは★の何番?
Q.全部でゾーンは何個ある?
Q.鼓笛パレードに参加する小学校の数は?

答えは、上から順番に1~9になるように並べてあります(笑)

「なりきりゴミ拾いロボット」
 ロボットになりきっていっぱいごみを拾おう!

・ビンゴ大会と同様に、声が聞こえるようにメガホンなどあるといいかも。
・2日目はおしゃべりゴミ拾いに変更したのは良かった。
・子どもはトングを持ってゴミ拾いに専念し、
 大人が分別のゴミ袋を持ってはどうか。
・途中から参加する子がいるので、
 トングは大人が多めにゴミ拾いに持参した方がいい。
・ゴミを探してばらばらになってしまうので、声掛けをした方が良かったかも。
・タバコの吸い殻などのもえるゴミが多いから、
 燃えるゴミ担当の人を増やした方がいい。
 缶とペットボトル担当は一人ずつでよさそう。

運営

最後は全体の運営についても少し話しました。

・集客にはガラガラとベルと駄菓子は必須。これは狙い通り。
・スタンプラリーカードをたくさん用意しておいたのも良かった。
・人気のお菓子はボーロ、ラムネ、しみちょこ。
 昨年よりもかなりお菓子を増やしたにもかかわらず、
 最後の方はお菓子がなくなってしまった。
 来年はもっと大量に用意した方が良さそう。
・休憩や役割分担は今回のように臨機応変に。

議論となったのは、
クイズやアンケートを答えた後、アイデアコーナーやお絵かきコーナーに行かずに、
ガラガラをしに来るのをどのように解決するのか。
・ガラガラの場所をお絵かきコーナーの後にずらす。
・順路をつくる。
・受付で案内。
・ブース内を順番にめぐるスタンプラリーのようなものを受付で配布する。
来年の出展内容が決まったら、
混乱せずに楽しくブースをまわってもらえる仕掛けを考えましょうね。

これで、くみんの広場プロジェクトは一旦終了です。
みんなお疲れさまでした。

今回のくみんの広場プロジェクトの内容は、
3月28日に予定しているSKAP発表会にて、
子どもたちから大人に向けて報告を行う予定です。

お楽しみに!

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