『渋谷フェスティバルプロジェクト』2024 vol.4の続きです。

今日は2つの打ち合わせをしました。

まずは、5回目となるシブヤテレビジョンさんを交えた
くみんの広場への出展に向けたオンライン打ち合わせ。

その後、休憩を挟み、今度は桑沢デザイン研究所の学生さんと
来週のポスター作成に向けた作戦会議をオンラインで行いました。
ここで作ったポスターをくみんの広場で展示予定です。

参加者はいつもよりちょっと少なめの6名。

久しぶりに会ったみんなに夏休みの楽しかった思い出を聞いたところ、
海、プール、温泉など水に関係する話が多かったかな。
中にはヨーロッパに音楽留学していたお友達も。
今度、オンラインではなく実際に会ったときにもっと詳しく聞きたいと思います。

さて、前回の打合せから2か月が立っていたので、
各プログラムのリーダーを中心に、今まで決めたことを振り返りつつ、
夏休みに考えてきたことを紹介してもらいました。

今日話した内容をプログラムごとに報告します。

射的

割りばしと輪ゴムの鉄砲は
みんなが思い思いに試作品を作って実験してくれていました。

先を長くしてかっこよくしたものや
ガムテープで補強したものなどがあります。

的は、トイレットペーパーの芯と画用紙で作ったものが、
程よく軽くて輪ゴムでも倒れるので良さそうとのこと。

輪ゴムが人にあたると危ないので、
人に向けて撃たないような注意書きがあった方がよいとのアイデアも出てきました。

次回の打ち合わせの際に試作品を持ち寄って、
鉄砲に改良を加えたり、
みんなで的にハチ公などの渋谷モチーフの絵を描いたりする予定です。

あと決めなければいけないのは、的の裏に書く予定の点数。
何点とると何の景品がもらえるのかは、
ブース全体に関わってくるので、他のプログラムと一緒に考えていく予定です。

古着

事前に古着を回収し、当日は古着をアップサイクルさせるプログラム。

猿楽小学校に通うSKAP3名が
前回の打ち合わせ(7月)の翌日に古着回収について
校長先生に相談に行ったとのこと。

すばらしい行動力。

そして、既に9月の全校朝会で児童に古着回収を呼びかけており、
9/13と9/18で回収する手配も整っているとのこと。

どんなものがどれくらい集まるのか楽しみですね。

一方で、渋谷本町学園は、難民に寄付するために
段ボール4箱分の古着を集めたところとのこと。
タイミング的に新たに古着の寄付を呼び掛けるのはちょっと難しそうです。

では、かわりにどこで回収すればいいのか。。。
しっかりアンテナ貼って周りの状況を把握し、
自分は何ができるのか考えて共有してくれる子ども達です。

次回の打合せでは猿楽小学校に通うお友達からアドバイスをもらい、
他校に通うお友達も近隣で古着回収を呼びかけられるようにしたいと思います。

前回考えた3つのワークショップ、
「くるみボタン」「お絵かき」「オリジナルの旗」はどれも実施する予定です。
それぞれワークショップをするためには何が必要か。
どこまで事前に準備をしておいて、
お客様にはどこからやってもらうのかなども考えていきましょうね。

カードゲーム

みんなが既に知っているか、
ルールが単純で分かりやすいものがいいのではないかとのこと。

現時点では「真剣衰弱」「かるた」「Eカード」の3つのアイデアがでています。

次回の打ち合わせの際に、実際に遊んでみてから、
シブヤバージョンにアレンジしたものを作るようです。

楽しみですね。

ゴミ拾いバトル

まずは、「ゴミ拾いバトル」をもっとかっこい名前に変えたいとのことで、
「テラクト(大地・守る・行動する)」
「トラッシュバスター」
「テラプロクト」
の3つのアイデアを考えてきてくれました。

カタカナだけだと名前に込めた想いが伝わりにくいので、
フリガナをふったり、サブタイトルをつけるなど、
もう少し内容がゴミ拾いと分かるようアレンジしてもらった上で
みんなで一番良いと思うものを選びたいと思います。

ゴミ拾いの内容は2チーム対抗戦。
ゴミによってポイントを決めておくとのことで、
試作したポイント表を次回の打合せで持って来てもらうことに。

他に決めなければいけないこともリストアップしてきてくれました。
・ゴミ拾いへの参加を呼び掛けるチラシやポスターの作成
・参加方法の検討(ブース受付で申込?整理券配布?)
・ゴミ拾いエリア(くみんの広場のイベントエリア内?)
・制限時間(30分程度?)

ここまで準備してきてくれるなんて頼もしいですね。

3択クイズ

新たなクイズ案も集まりました。
全部紹介していると打ち合わせ時間がなくなってしまうので、
一覧にしたものを打ち合わせ後に配布することに。
大人も知らない内容のクイズもたくさんあり勉強になります。

次回の打ち合わせに向けて、
難しい大人向けの問題と、少し簡単な子ども向けの問題に
レベル分けしてきてもらうことに。
更に問題数を決めて取捨選択し、言葉の体裁を整えていきます。

また、展示とKahoot!をどのように使い分けるのか考え、
学校のタブレットで作成できるのか、
先生に許可をとったり実験したりしてもらえればと思っています。

ポスター

ポスターについては、キャッチフレーズ案がたくさん出てきました。
ストレートに落書きはやめようと呼びかけるものもあれば、
落書きしている人に対する名言のようなものも。

キャッチフレーズについては、以下の7案の中からA案が選ばれました。
ダメと言われると、やりたくなるのが人間の心理らしいということで、
なるべく否定形を使っていない言葉を選んでいます。

A 「きれいな街 みんなが楽しい街にしたいね。」 
B「落書きしたらみんなが悲しむ。落書きしなかったらみんなが嬉しい」
C「落書きしたらものが泣いちゃうよ」
D「ラクガキしたことある?ない?」
E「君、自分ができるいい事は落書きをしないことだよ」
F「ラクガキは いけないことだ やめようね」
G「どうぞ落書きしてください」

名言の方は、11案の中から、一番Aのキャッチフレーズと相性が良く、
SKAPらしくもあるということで、⑪が選ばれました。

①挑戦することで、世界は変えられる
②私たちは、何度でも起き上がる
③挑戦することでしか、たどり着けない未来がある
④挑戦しなきゃ可能性で終わる
⑤虹を賭けようなんどでも
⑥夜は明ける、想いは不滅
⑦作るを作りに変えろ
⑧自分だけの物語の始まりだ
⑨誰でもない、自分だけの道を
⑩起こせ新しい風を
未来の歴史は、僕らが作る

両方ともポスターに入れ込みます。

また、ポスターの裏には、落書きを禁止している
渋谷区の条例を入れるアイデアも出てきています。

ポスターは、来週(9/18)に桑沢デザイン研究所で
学生さんにサポートいただきながら作るので、
今日はその事前打ち合わせのオンライン会議も行いました。

桑沢デザイン研究所の先生方や学生の皆様にアドバイスをいただきながら、
新たなアイデアも出てきました。
・実際の街中の落書きを入れる
・紙を長方形ではなくハチ公の形などオリジナルにする
・落書きらしさを出すためにスプレーを使う
・画材は色鉛筆、クーピー、マーカーを使いたい

ポスター作成の時間が1時間半と限られているので、
みんなには、スプレーを使った案とスプレーなしの案を
それぞれ1つ以上ずつ考えてきてもらうことに。

来週は、最初の10分程度でみんなの案を見あって
ポスターの内容を決め、その後すぐに作成に入ります。

どんなポスターができるかお楽しみに!

今後について

9/18の桑沢デザイン研究所でのポスター作成後は9月は打ち合わせはありません。
その代わり、10月は毎週水曜日14:30-17:00にシブヤテレビジョンの会議室に集まって、
打合せや作業をしていく予定です。

ここまでは頭を使ってアイデアをたくさん出してきました。
ここからは手を使って実際にモノを作りつつ準備を進めていきます。

全体として次回決めることは、

  • どのプログラムを常設にして、どのプログラムをイベントとして実施するのか。
    「射的」は常設、「ポスター」は展示と配布、「ゴミ拾い」はイベント。
    「古着」、「カードゲーム」、「3択クイズ」は、まだ未定です。
  • ブース内のレイアウトはどうするのか。
    ブースを前回の1.5倍程度の広い場所にしてもらえることに。
    それでもやりたいことが多いので、
    どのように工夫するとスムーズに運営できるのか考えなければなりません。
  • 景品は何をいくつ用意するのか。
    どんな景品を用意し、何をするともらえるようにするのか。
    景品につられてくる子ども達も多いので、実は景品はかなり重要!
    なんと今年は手作りの景品も考えているようです。

今後、当日の役割分担なども考えていかなければいけないですね。

やりたいこととやらなければいけないことが山積みです。

実際に顔を合わせて手を動かすと、一気に準備が進むかな。

本番まであと1か月半。
がんばろう!

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