『渋谷フェスティバルプロジェクト』2024 vol.8の続きです。

毎週シブヤテレビジョンさんの会議室で集まって作業をする他、
各自が宿題として責任を持って制作してきてくれるので、着々と準備が進んでいます。
宿題の完成度がびっくりするくら高いので是非ご覧ください。

この日の打合せでは、ブース内のレイアウトや
各プログラムの配点などをみんなで議論してから、
手を動かしてモノづくりをしました。

新たにやらなければいけない仕事がでてくる度に、
「やってくれる人?」と聞くのですが、
毎回手をあげてくれるお友達が複数います。

みんながあれもこれもやりたくて、
何度も仕事争奪戦緒じゃんけんが繰り広げられました。

やる気あふれる子ども達です。

ブース全体について

ブースでやることは6つのプログラムと募金の合計7つあるのですが、少し整理しました。

  1. 【ゴミ拾いイベント】トラッシュバスター みんなでゴミ拾い対決
  2. 【展示/カード配布】落書き防止を呼び掛けるポスター
  3. 【募金】シブヤ未来科に使用する資金集め
  4. 【クイズ/eカード/かるた/射的】渋谷を楽しく知って楽しんでもらうコーナー
  5. 【くるみボタン/てるてる坊主作り】古着を使ったアップサイクルワークショップ

続いて、ブースのレイアウトを
実際のブース、机、椅子、人、などの大きさを図面上に配置しながら議論していきます。
同時に、最後に景品をもらうためにはブース内で何をやるのかなども考えます。

「古着のワークショップもまわらないといけないと、
時間がかかって人がつまっちゃいそう」
「古着は作ったくるみボタンやてるてる坊主を持って帰れるから
点数に含めなくていいんじゃない」
「そしたら、古着を小さい方のテントにしたらどうかな」
「材料を置くための場所も必要だと思う」
「6席くらい作れそうだね」
「材料は受付でくばる?」
「たくさんの中から選べると迷って渋滞するから、
3つくらいから選べるようにしたらどうかな」

「お祭りっぽく射的を真ん中にしたい」
「輪ゴムが当たらないように、射的は端がいいよ」

「e-カードとかるたは同時にやる?
 それともどっちか?」
「スペース的にも交互にやる方がいいんじゃない?」
「とりあえず机2つ用意してもらって、
当日2つの机をくっつけるか、離して2つのどっちもできるようにするか考えよう」

「クイズは横の壁を全部使っちゃうと、奥が狭いんじゃない?」
「受付の後ろに壁作る?」
「そもそもハイレベルとノーマルの区別はどうする?」
「受付でもらう表のやりたい方に丸付けてもらえばいいかも」
「クイズは天井からつるすのは?」
「ハイレベルを上の方につるして、
ノーマルレベルは小さい子も見えるように椅子とか机の横とか低い所に貼るのがいいよ」
「ブースの中でクイズを探すってことだね?」
「どこに貼るかは当日ブースで決めよう」

「落書き防止のポスター3つは、カードゲームのところの壁があいてるからそこに貼ろう」

「受付と景品はどうする?」
「景品は机の下に隠しておいて、点数に応じて渡すのがいい」
「テーブルを壁につけちゃうと、出口がなくなっちゃうよ」
「ベビーカーも通れる同線にしよう!」

いろいろ考えた結果、なるべくシンプルに同線を広くとるレイアウト案に落ち着きました。
受付で配る点数やクイズの答えを記入する紙についてもイメージが固まりました。


ここからはプログラム毎に進捗をご報告します。

①【ゴミ拾いイベント】トラッシュバスター みんなでゴミ拾い対決

点数表を少し手直ししてきてくれました。

当日の参加者募集やゴミ拾いの流れも前回までに既に決まっていたので、
まだ未定だった開催時間だけ決めました。
2日(土)15:00~と3日(日)11:00~にゴミ拾いイベントを開催します。

みんな参加してね!

日時が確定したので、これから参加者募集のポスターを作ります。

②【展示/カード配布】落書き防止を呼び掛けるポスター

桑沢デザイン研究所に預かっていただいていたポスターを引き取ってきました。
はじめて実物を見るお友達もいたので、
「うぇおー!」と何とも言えない声が聞こえてきました。

遠くからだとちょっと文字がみにくい場所を手直しして、完成。


裏に書く文言について議論を始めたところ、
意見が真っ二つに割れて、ヒートアップしました。

前回までに裏には渋谷区の条例を書こうとうアイデアが出ていたので、
「きれいなまち渋谷をみんなでつくる条例」を抜粋して入れることで話が進み、
実際の条文などを確認してみました。

すると、
「これ文字が多すぎて大人でも読まないよ」
「落書きするのは大人だからいいんじゃない?」
「未来の子どもが落書きするんだから子どもにも分かる方がいいよ」
「そんな未来までは僕たちの手に負えないよ。
そこは未来のSKAPの子どもたちに託そう」
「もっと簡単な言葉でメッセージ書いたらどうかな?」
「渋谷区が頑張っていると分かるように、
条文をいれることに意味があるんだよ」

条例の代わりに、ポスター作成時にみんなで考えた
キャッチフレーズ『未来の歴史は、僕らが作る』を入れることを提案してみると。

「えー、やだ!」
「両方入れたら?」
「キャッチフレーズだけでよくない?」

どうにか条例とキャッチフレーズの両方をいれることで落ち着いたのですが、
今度はどっちを先に持ってくるかでまたヒートアップ。

多数決の結果、現段階では、条例を上に記載し、
その下にキャッチフレーズをいれることになっています。

次回、表にハチ公の絵のポスターを、
裏に条例とキャッチフレーズを入れたカードを試作します。

③【募金】シブヤ未来科に使用する資金集め

前回はお休みのお友達がいたので、
今一度何のための募金なのかを確認しました。

「シブヤ未来科のための募金でよいかな?」

いろんな新しい意見が出るかと思っていたのですが、
「それでいいんじゃない」とすんなり決定。

前回は余った古着などをバザーのように売る案が出ていたのですが、
ブースのレイアウトを考えた際にあまり場所がないことが分かったので、
今回はバザーは行わず、受付で募金のみすることにしました。

これから募金の目的を伝える説明書や募金箱をつくります。

④【クイズ/eカード/かるた/射的】渋谷を楽しく知って楽しんでもらうコーナー

ここでは、クイズ、e-カード、かるた、射的の4種類のゲームを楽しんでもらいます。
 
クイズは言葉尻を合わせ、
<ハイレベル>を1問追加して、<ノーマルレベル>と同じ5問にしました。
これでクイズの内容は決定です。

<ノーマルレベル>は子ども向けなので、フリガナをふった方が良さそうですね。

eカードはじゃんけんのようなゲームです。
先週作った区長、ハチ公、アイリッスンの3つの絵柄のカードをどのように使うのか、
説明書を作ってきてくれました。

かるたも試作してきてくれました。
このかるたをもとに、数をもう少し増やそうとみんなで手分けして作り始めました。

「ハチ公、アイリッスン、明治神宮、モアイ像以外で、渋谷といえば何がある?」
「スクランブルとか?」
「タワレコって何?」
「ハラカド私も描いたよ」

みんなすらすらと上手な絵を描いていきます。
読み札も分かりやすいものばかり。


射的は、的となる段ボールに紐を貼って土台をつくりました。
来週、白い紙を貼るなどして見栄えを整えるそうです。

的となる紙には、渋谷にあるものの絵を描いていきます。
ハチ公などの観光名所は射的で撃ってはいけないもので、
当たると得点がマイナスになります。
反対に、ゴミなどの街にとって良くないものは、
当たると得点が加算される仕組みです。

まだ作成途中なので、来週仕上げましょう。

⑤【くるみボタン/てるてる坊主作り】古着を使ったアップサイクルワークショップ

時間がなくて当日の作業はできなかったのですが、
みんなが宿題を完璧にやってきてくれました。

  • てるてる坊主の作り方
  • くるみボタンの作り方
  • 古着回収の説明

小さい子向けにフリガナがふってあったり、
周りが小さい子に注意をするような注意書きが入っていたり、
一目で猿楽小学校と分かるように猿のイラストを入れていたりと、
工夫して作ってきてくれています。



みんな素敵な作品をありがとう!
作り方の説明書はラミネートして、ワークショップブースの机に貼ります。
古着回収についてのポスターは厚紙補強して、壁に貼る予定です。

次回は古着を切ってワークショップですぐに使えるように準備します。

おまけ

お友達がみんなで食べるようにとお菓子を持って来てくれました。
じゃんけん大会で大盛り上がり(笑)

来週も楽しく準備しよう!

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