『緑の街』vol.9の続きです。
一般社団法人シブヤフォントのアドバイザーを務める蔭山様からいただいた
目が見える人も見えない人も楽しめるゲーム『グラマ』。
遊んでみた感想が本人から届きましたので、ご紹介します。

『グラマ』は「重さ」の「感覚」と「表現力」、「想像力」を使って
みんなの巾着袋の重さを揃えていく協力型のコミュニケーションゲームです。
ゲームの箱の中には、
天秤、おもり(3種類)、きんちゃく袋、お題カード、説明書などが入っています。
布袋に鈴がついていたり、
お題カードに点字が併記されていたり、
説明書はQRコードを読み込むと音声ガイドが流れるようになっていたりと、
目が見える人と見えない人がどちらも楽しめるように工夫がされています。


また、おもりは木材の四角いブロック、ガラスっぽいブロック、丸っこい石の3種類があり、
素材によって、大きさ、形、重さだけでなく、
触った時の手触りや温度の違いなども楽しめるようになっています。
木は軽くてざらざらで暖かく、
石は重くてつるつるしていて冷たいです。

早速、挑戦!
家族4人でルール通りに遊んで、とても盛りあがったとのこと。
「う~む。これはAirPodsぐらいかな」
「それなら、これくらいかな?」
「それは軽すぎない?」
「そうかな?こっちのは重すぎるでしょ。」
「あれ、思っていたのと全然違う!」
あまり重さを意識して生活していなかったことに気づかされますね。
また、手で重さを測ったり、相手の話を真剣に聞いたり、
目が見えない方は、「こういう感じで目以外の感覚をフルで使うんだ」と驚いたようです。
楽しかったポイントは、
- おもりを袋につめる作業
- どれくらいの重さなのかを説明する際のみんなの表現の違い
- 最後に巾着袋を乗せる時のハラハラ感
- 普段使わない感覚を使うこと
- 失敗しても何度も再挑戦できること
- 勝ち負けがないこと
相手と戦うのではなく、みんなで協力してゴールに向かうということに
ご家族も意識改革レベルで衝撃を受けていたとのこと。

今回遊んだのは、基本ルール。
発展ルールには、感覚や感情がお題となる「ふわふわカード」を使い、
抽象的な概念を重さと言葉で表す難題も。
『グラマ』は世代を超えて長く遊べそうなゲームです。
今度はお友達と一緒に遊ぶ予定とのこと。

「こども食堂などの色々な人が来る場所にあるといいと思います!」
確かに。
いろんな人と一緒に『グラマ』で遊ぶ機会を作っていきたいですね。
グラマの開発背景やルールなどの関する詳しい情報は↓をご確認ください。
https://blinedproject.org/whatwedo/development/gramma