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『緑の街』vol.8の続きです。
朝日小学生新聞に載っていた『小学生初!「街ガチャ」販売』という記事から
発想を得た新企画『Shibuガチャ』。
まずは一般社団法人シブヤフォントのアドバイザーを務める蔭山様に
アドバイスをいただくことからはじめることにしました。
『Shibuガチャ』の企画を初対面の大人に説明するのははじめて。
このような機会を重ねることで、企画自体もより良いものになりますし、
説明もスムーズに自分の言葉で語れるようになります。
今回の打合せにあたり、素晴らしい企画書を作ってくれたので、
本人の文面(太字)はそのままに、
打合せで話した内容を織り交ぜて紹介します。
Shibuガチャ企画書
Shibuガチャとは、渋谷の街をテーマにした
誰でも作って遊べる渋谷オリジナルのガチャガチャです。
カプセルの中には、渋谷のシンボルのプラモデルがランダムに入っています。
(5種類の中から1種類)
例としては
スクランブル交差点、109、ハチ公像、オモカド、ハラカド、渋谷スカイなどの模型プラモデル
「人気が出そうなのは、スクランブル交差点やハチ公像かな」
「渋谷駅周辺のスポットに絞ると、集めたガチャでジオラマが作りやすいかもね」
説明書にはQRコードがあり、そのQRコードを読み込むと
渋谷のSDGs貢献への意見を投稿できるようになっています。
そして、Shibuガチャは盲目の人も楽しく遊べるようなプラモデルにしたいです。
おそらく、盲目の人は目が見えないからと、遊べるプラモデルがないと思います。
だから、Shibuガチャの説明書に点字付きの説明文だったり組み立てパーツがあれば、
盲目の人でもプラモデルが作れるという訳です。
そして自分で作った渋谷を触って渋谷を触覚で知って貰うという形です。
「盲目の人は、どうやってQRコードからのアンケートに答えるんだろう?」
「サポートする人に手伝ってもらうとか。」
「音声案内もいいけれど、カプセルに仕込むのは難しそう」
「ガチャガチャの機械に音声案内をつけるのはどうかな」
「なんでプラモデルにしたの?」
「僕がすきだから!プラモデルが世界を救うと信じているんで」
「名言でたね(笑)」
「誰でも遊べるのがいいよね」
ちなみに売上の1部を渋谷のSDGs関連に使います。
そのためにも売上は大切です。
渋谷を訪れるみんなが欲しい本気のガチャガチャである必要があり、
設置場所は渋谷に訪れた人に注目されやすい場所に設置するつもりです。
(例:ハチ公広場の真ん中あたり、渋谷区役所、
センター街の中央、パルコや東急系列の建物)
そしてこのガチャを回す人は観光客の方、もちろん渋谷に住んでいたり、働いている人も。
そのためには渋谷のお土産にも出来るような
デザインとクオリティが求められると思われます。
「売り上げの一部を渋谷のSDGs関連に使うとあるけれど、具体的な寄付先はある?」
「緑化に取り組んでいる団体や、福祉の団体などです」
「置く場所は、区役所、ハチ公広場の観光案内所、センター街の#C-plaなどだね」
「ハラカドの入り口に、目立って空気読まない感を出しつつ、置くのも面白いかも(笑)」
「#C-plaってガチャガチャがたくさんあるお店だよね。この前行ってきたよ。
外国人が好んで買っていたガチャってどんなのだと思う?」
「キャラクター?日本らしいもの?」
「正解は渋谷に来た証明書が入っているガチャガチャ」
「それ面白いね。証明書の立体版なんてのもいいかも」
プラモデルは手でパチパチはめられる最近主流になってきたスナップフィットを採用、
それは接着剤などの準備がいらない簡単なプラモデルです。
また、プラモデルはなるべくecoな素材にしようと考えています。
「素材は、エコプラは黒色しかないので、
ケミカルリサイクル素材がいいかと思っています。」
「接着剤を使うととても大変なので、誰でも楽しめる簡単なものにします。」
「接着剤を使わないのもいいね。
材料を一つ減らすのはちょっとしたことだけれど、
ECOの観点からもとってもいいことだよね。」
まずはプラモデルを希望しますが、
シブヤフォントとハラカドにあるクラウディをコラボさせて
ポーチなどが入っているShibuガチャなども良いと思います。
「なんでクラウディを選んだの?」
「お母さんがクラウディの商品を気に入って使っているのと、ストーリーがあるから」
最近は一回800円〜1500円もする大玉ガチャガチャもあるからです。
他にもキーホルダーやアクリルスタンドにするのも有りかと思います。
そして僕が主体ですが、渋谷区、渋谷にある会社や大人たちに手伝ってもらって、
SDGsに終わりはないので、Shibuガチャを
ずっと続くプロジェクトにしたいと思っております。
そして最後に、Shibuガチャのアイテムのシークレットは渋谷のマイナーな場所、
渋谷の著名人などが作った作品にしようと思っています(プレミア感)
「大きさは、カプセルに入るくらいだから、完成品も10センチ程度かな?」
「もっと大きいものになるかも。
普通のガンプラのジオラマとしても使える大きさがいいと思っています。」
「全種類コンプリートできると街が完成したり、
メッセージがあらわれたりすると、集めたくなるかな」
「何か面白いギミックがほしいね」
話をしていると、あれもこれもとアイデアがどんどん膨らんでいきます。

蔭山様からは、とても良い企画だとたくさん褒めていただきました。
「目が見えない人が、手で触って、
人気スポットの形を知ることができるというのは素晴らしいアイデアだね。」
「渋谷限定っていうのも欲しくなるよね。」
そして、貴重なアドバイスも。
「目が見えない人が喜ぶことって何だと思う?
それは『みんなと同じ』ということ。
手伝ってもらわなくても、自分でできるということが嬉しいんだよ」
更に、サプライズプレゼントもいただきました。
大学生が盲目の人にヒアリングを重ねて作った
目が見える人も見えない人も楽しめるゲーム『グラマ』です。
誰もが特別ルールではなく、全く同じルールで遊べます。
このゲームについては、実際に遊んでみてから、
本人の感想と一緒に後日ご紹介しますね。
蔭山様、お忙しい中相談にのっていただきありがとうございました!

この後は、3月末のSKAP報告会に向けて、企画をもう少し具体化していきます。
どのようなものを作ろうとしているのか、
試作品があるとより分かりやすいですし説得力増すので、
3Dプリンターで作ってみようかと話しています。
時間をかけてでも、価格が多少高くても、
インバウンドの方も、プラモデル愛好家も、目が見えない方も、
誰もが欲しいと思うような本気のShibuガチャを作っていく予定です。
ご期待ください!