今年も東急不動産の社員と、渋谷区役所子ども青少年課の職員の皆様が、
メンターとしてご参加くださいました。

半分がリピーター、それも4年目、5年目、6年目とベテラン揃いですので、
安心して子ども達を任せつつワークショップを進行することができました。

アンケートでは、メンターの方の感想とご自身の学びについて伺ってみました。
丁寧に答えてくださっていますので、是非ご覧ください。



  • ごみのポイ捨てや落書きなど日常で目に見える分かりやすい社会課題でなく、人種の多様性や環境など高度な社会課題を自分ごととして的確にとらえていることに大変驚きました。渋谷で過ごす子供たちにとっては、街の姿が変わっていくことや外国人の方が多くいる環境も、自然と受け入れられることなのだなと感じました。
  • 突撃インタビューで外国人の方にも積極的に話しかけて会話しようとする姿も見習わなければと思いました。
  • 改めて、子供の素直さに気づかされました。講演でも街歩きでも、しっかりと聞いたことを吸収して、それに向き合う姿勢が印象的でした。また、それらを単体で考えるのではなく、組み合わせて解決法や考えをまとめていたのが印象的でした。すべてに全力な事や、がむしゃらに考えてみることの大切さは子供を見習って社会人生活でも活かしていきたいです。
  • 個人的には、小学生で翻訳アプリはあれど、外国人に話しかけるなんて当時でも無理だったな、と本当に感心しました。


  • 子供たちの視野の広さや柔軟さ、自由さを感じ、自分自身の仕事の上でももっと柔軟な考え方が必要なのではないかと気づかされました。大人になると社会では大前提が決まっていることが多く、必然的に狭い視野で仕事をしてしまっているのかなと感じました。
  • 外国人への突撃インタビューの際、積極的に話しかけているチームがあり、とても勇気があるなと思いました。日本人へ話しかけるのと大差なく声掛けしており、今後彼らが大人になった際に、日本人や外国人に関係なく日常的に英語や他の言語が飛び交う社会が想像できました。普段はなかなか英語を話す機会がなく、今回子供たちを通して外国人と会話することで、自分自身も子供たちに負けないように改めて英語を学びなおす刺激になりました。
  • 考え方のバラエティの豊かさに刺激を受けました。ある程度社会人としての経験も重ねてきて、フラットな状態で考えることが難しく固定観念が付いてくる中、子どもたちのアイデア性や行動力に魅せられて自分の姿勢について考えさせられる時間でした。




  • 何度かメンターとして参加させていただいていますが、例年以上にアイディアが溢れて何枚も提案原稿を作成している子が多かったように思います。インタビューでは、用意していた質問をするだけでなく、相手の答えを掘り下げる質問が出来ていたのですごく関心しました。途中参加のメンターにも人見知りせず、輪に入れてくれる優しさが心に沁みました。
  • 大人では気が付かないポイントに目が行くことや、思い浮かばない自由な発想や発言に、とても良い刺激をもらいました。
  • 突撃インタビューの日に担当に入りましたが、通行人に声をかけることが最初はできなかった子が、だんだん慣れていくと声かけのタイミングや話しかけ方、質問の仕方などを相手によって変えていくなど、少しの時間でも「経験」によって成長していくことを実感しました。
  • 子どもたちの自主性を尊重し、自由な発想を掘り下げつつ、アイデアを実現させるための「大人の本気のアドバイス」を両立することが、私自身少し難しかったように感じました。日頃の癖で、つい「実現可能性が低い」ことを取り除いて考えようとしてしまうため、子どもたちの自由なアイデアをつまらない方向に引っ張ってしまいそうになり、何度か自分の頭を軌道修正しました。



  • 学校の授業や宿題、テストのための勉強などと異なり、自分で気が付くところから始めて、気が付いたことを自分なりに考えること、それを人に伝える(発表する)こと、行動すること(アイデア出しを含む)、を自由な中で体験できるのは貴重な機会だと思いました。
  • 我々大人にはない自由な発想、鋭い着眼点を持っている子が多く、大変勉強になりました。また、多くの知識を持っている子も中にはいて、理論立てて発表ができている子もいました。自身の仕事でも、自分の意見を理論立てて話せるようにしなければと考えさせられました。
  • 普段年下と関わることがあまりなく、はじめは子どもたちにうまく溶け込めるか心配でしたが、関わっていくうちに子どもたちへの接し方を自然と身に着けることができました。小学生のエネルギーや柔軟な発想に触れ、子どもたちだけでなく自分自身も良い経験を積むことができました。
  • 地域柄なのか、ゴミ関係の意見が多かったですが、発表が似通らないように工夫しながら取り組む子どもたちの発想力に驚かされました。


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