放課後NPOアフタースクールの平岩です。
昨日、私は渋谷区で行われた「ソーシャルキッズアクションプロジェクト」の発表会に参加いたしました。

このプロジェクトでは、子どもたちが自分の住む街の

  • 課題を知り
  • 解決策を話し合い
  • 発表をします

この中でかなりの子どもたちの心の成長、パラダイムシフトがありました。

社会課題が他人事 → 自分事

このプロジェクトで子どもたちはたくさんの街の課題に気づきました。今までは大人の世界の出来事のように感じていましたが、それが自分の街の自分たちの課題であることに気づきました。それが最大の発見だったように思います。

違いは困り事 → 力になる事

子どもたちの最後の感想で、楽しかったこととして「街のコンセプトを決める時に喧嘩になったこと」を挙げる子が多くおりました。そうなんです、コンセプト決めで結構もめたんですね。
今まではクラスのもめ事は困りごとでしたが、「意見をぶつけ合った結果、自分の考えていた以上のものができた!」という経験をしてくれました。「違いはいいことなんです!」と言ってくれた子の発言に感激しました。

学びは学校で → 社会でも

今回のプロジェクトの先生は街の方々でした。子どもたちも口々に「学校でやったことなかった貴重な勉強」と言ってくれました。学校では机の上で理論・知識を学びますが、社会は実践からの知恵を教えてくれます。そしてそれを授けてくれる多くの大人がいるのです。様々な市民先生に子ども達はインタビューして学びました。

渋谷をかえる1本の木

子どもたちのパラダイムシフト

というある子のプレゼンは本当に素晴らしかったです。
緑が少ないという課題に対して、区に関わる方々が渋谷区に自分の名前を冠した木を植えていこうというプロジェクトです。
キャットストリートをリンゴの木を植えた「アップルストリート」にしよう!と言っていました。一部でも実現するのではないかと思います。

それはなぜかというと、区長さんも見に来てくれたからです。
子どもたちの発表をとても熱心に聞かれ、一人ひとりにコメントをくださいました。子どもたちは、とても自信になったことでしょう。

子どもたちのパラダイムシフト

本プロジェクトは今年度のトライアルを経て、2017年度はさらにパワーアップして開催いたします。
子どもたちと”未来を創る”「Social Kids Action Project」を今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

子どもたちのパラダイムシフト

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